カントリー・ガールズのラストライブを見届ける。

12月26日(木)

今日は無限にコーヒーとスイーツが出てくる部屋に一日いる予定だったのだが、途中でリモートワークに切り替えてその部屋にいる時間をなるべく短くするようにした。

大事な予定があるから、食べ過ぎたり飲み過ぎたりストレスをためたりするわけにはいかないのだ。

退勤して桜木町に向かう。今日は、横浜ブルク13で「カントリー・ガールズ2019LIVE 愛おしくってごめんね」のライブビューイングを見る。

初めて見る単独ライブがラストライブになってしまった。考えるとせつない。

予約していた最後列を陣取ってサイリウム(アンジュルムのだけど)を取り出す。

定刻になって、メンバーカラーの花柄の衣装を着たメンバーが画面に登場した。

「愛おしくってごめんね」「わかっているのにごめんね」「書いては消しての“I love You”」と、三曲続けてかわいらしさ全開のパフォーマンスにくらくらする。船木さんがかわいすぎて早くも涙。

森戸さんが声を出しづらそうで心配。船木さんの声もいつものように通っていないような気がするけれどマイクが悪いのか映画館の音響の問題か。山木さんの歌唱が安定していてすごい。

「夏色のパレット」、この曲でカントリーと出会ったんだよなあと思って泣きそうになる。手ぱたぱたするの大好きだよ。

唐突に始まった動画。「SEXYとは」というインタビューにメンバーが答えていく。

真っ赤なバラを持って「バラもSEXY、私もSEXY」と真顔で言い切る船木さん。SEXYを漢字で書くと?と問われて「背区四」と書いたボードを出してきて爆笑した。

続く小関さんが、セクシーだと思う人を聞かれて真顔で父親挙げたのもめちゃくちゃおもしろかった。

卒業ライブでこんなに笑わせてくれるグループほかにあるかな。もっと前に知ってたくさんライブを見に行きたかったなと思う。

黒にゴールドの大人っぽい衣装に着替えたメンバーが出てきて後半戦。セクシー対決の流れのまま「色っぽい女〜SEXY BABY〜」。船木さん、かわいさ全開の前半ともう声も表情もダンスも別人みたいだよ。
続く「ブギウギLOVE」が一番、梁川さんの不在を感じて切なかった。

「傘をさす先輩」「恋はマグネット」の流れめちゃくちゃ好き。

スポットが当たっていなくても完璧に美しく踊って、縦一列で後方にいても、ちらっと映った表情が満面の笑顔の船木さんがほんとうに好き。

最後の曲は新曲「ずっとずっと」。

「恋してる途中って 恋してる途中って 恋してる途中って幸せ」で始まる可愛すぎる歌詞。船木さんが振り付けを担当したかっこいいダンス。

船木さんのおかげで私も幸せだよ。

メンバーがはけて、間髪入れずに始まった「カントリー」コール。

画面の中で、勢いが増すばかりの現場のコールを見守りながら一緒にサイリウムを振った。

ずっと出てこないでほしいと思ってしまった。出てきたらもうこの4人のカントリー・ガールズが終わってしまう。

アンコールでは、4人がそれぞれカラードレスに身をまとって出てきた。

山木さんのプリンセスみたいな淡いピンクのドレス、森戸さんの「アイドルを続けていく」という覚悟が現れたような白のミニドレス、小関さんの肩のラインを美しく引き立てる白襟のネイビーのドレス、そして船木さんの淡いグリーンのドレス。カントリーとしてのメンバーカラーを着るのではなく、デザインも色もみんな自分で考えて選んだんだなってよくわかった。

それぞれの道を歩いていく4人にふさわしいと思った。
まさかの「アイドル卒業注意事項」。カントリーを卒業するメンバーからファン一人一人へのメッセージになっていて、笑って泣いて忙しい。
一人ずつコメントするときに、船木さんは話しながらずっと泣いていて、ほかのメンバーが通訳していた。

最後の曲は、山木さんの「みなさんの人生が薔薇色でありますように」という声かけで始まった「VIVA!! 薔薇色の人生」。

これからそれぞれの道を歩んでいくメンバーの人生が薔薇色であるように祈る。祈るしかないから祈る。

笑って泣いて、たくさん心を動かされたライブだった。これが最後だと思いたくないくらい楽しかった。
船木さんが「素の自分でいられる」という大事な居場所がカントリー・ガールズで、その場所の最後を見届けることができて本当によかった。

帰ってから、次々に上がってくるJuice=Juiceの稲葉さんやほかのハロプロメンバーのライブの感想ブログを読んで、また泣いたり共感したり。

明日にはもうカントリー・ガールズの船木さんはいなくて、3月にはアンジュルムの船木さんもいなくなる。
まだちょっと受け止めきれない。

日付が変わる頃に寝た。

#日記 #エッセイ #ハロプロ #カントリーガールズ


日記を読んでくださってありがとうございます。サポートは文学フリマ東京で頒布する同人誌の製作(+お酒とサウナ)に使わせていただきます。