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【愛】に関するエッセイ

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愛についての穂乃花的哲学❁
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#恋愛

陰と陽、闇と光のある人に魅力を感じる

真っ暗な闇を知っているからこそ、それをはじくほどの強い光を知っている。 闇がない、光だけの人だって素敵だけれど、一定の光じゃ闇を消すほどの強い輝きは作れない。 カーテンにあいた穴から差し込む、ピーンと1本に伸びる太陽の強い光のように。 きっとその穴は、その人が自分自身で切り開いた穴であり、その人の道しるべ。 その空間に舞う埃は、強い光の反射がなければ目には写らない。 たんなる埃だって、強い光で反射したら、キラキラと輝いて美しく見える。 他の人が知らない闇を知ってい

「愛はお金で買える」の嘘。お金で買った愛なんて本当の愛じゃない

愛はお金で買えるのか? いつの時代も何かと物議を醸す問題だ。 デヴィ夫人が「愛はお金で買えます!」と語っていた記事を見て、私は違和感を覚えた。 お金で買った愛って、本当の愛って言えるの? 大好きな年収200万の男vs好きでもない年収1憶の男 一時期SNSでもかなり話題になったので、今更感もあるけど、この記事。 年収200万円の男と1億円稼ぐ男の違いをデヴィ夫人が語っていましたが、本当にこれはスマホ片手に「確かに……」って呟いてしまった。 年収200万円の男性との

恋愛傾向は結局「人による」でしかない。大切なのは価値観に寄り添うこと

「おごりだけど安い店ばかりの彼」vs「美味しい店連れてってくれる完全ワリカンの彼」付き合うならどっち? ファイッ!!!! という記事を見て、色々と真剣に考えてみた。 「男性が奢るのは当たり前」 「奢られる前提の女は無理」 みたいなのは、よく物議を醸す話題のひとつでもあるし、 「奢ってもらえない女はそれまでの価値」 「男性は好きな女に金をかける生き物」 みたいな恋愛傾向あるある記事ってたくさんあるけどさ、 え、結果さ、“人による”でしかなくない…? 何が嬉し

お金がなければ愛は生まれない?「かけてくれた時間」こそが愛でしょ

「お金がなければ愛なんて生まれないんだから、お金に余裕のある人と結婚しなさい」 母には、ずっとそう言われてきた。 実家はお金持ちじゃなかったけど、特別貧乏すぎるってわけでもなかった。 何不自由なく育ててくれたし、母は毎日美味しいご飯を作ってくれた。 食べるものに困ったこともなければ、毎日学校にも通えた。 欲しいものは中々買ってもらえなかったけど、誕生日にはケーキを食べさせてもらえたし、クリスマスはうちにもサンタさんがきた。 けど、子供のころの私は「お金がなければ愛

結局女は「追う恋」と「追われる恋」どちらが幸せなのか

「女は追うより追われる方が幸せ」 最近だと、そう言われることの方が多い気がする。 実際には答えはないと思うし、これは恋に関する永遠の課題なのかもしれない。 結局のところ、「人による」で終わることのできる問題でもあるし。 けど私は、結局女は「追う恋」と「追われる恋」どちらが幸せなのか、自分なりにちょっとだけ考えてみたい。 追う恋・追われる恋、どちらが好き? っていうアンケートを各メディアで散々見てみましたが、媒体によってかなりの差がでました。 追う恋派が多かったア