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深夜徘徊のススメ【日記:2023/1/17】

『よふかしのうた』という作品がある。
週刊少年サンデーで連載されており、昨年7月から9月にアニメ化もした人気作です。
主な内容としては、『とある事情で不眠ぎみになっていた主人公の中学生が、何の気なしに深夜外出をしたら吸血鬼の少女と出くわし、自身も吸血鬼となるために以後二人で夜の街を散策する』という感じの話。
要するに、タイトル通り夜遊びをする話です。
最近本作のアニメを見たから、という訳ではないですが、私も最近深夜の街歩きを始めました。

夜の街は静かで人が少なくて、私のような日陰の人間にとって好ましい時間帯です。
昼間では撮るのを躊躇する、面白看板だって気兼ねなく撮影することができます。

ライブハウスと飲食店の間に設置されていた。
意図不明でやる気がない看板かと思いきや、
縁取りの太さが違うのでちゃんとデザインして作られている。

夏より冬、太陽より月、昼より夜、陰キャというものは生命力が多い場を苦手とするナメクジのようなものだと思いますが、私もその例に漏れないので、昼だとせっかく散歩をしていても、周囲の目が気になってどうしても落ち着かない。
普通に考えて、誰も自分のことなど興味がないはずですが、人間の集団を見ると自分が笑いの肴にされていないかいつも気になってしまいます。しょうがない奴だ。

最寄り駅の近くにある謎の不動産屋。
定期的にちょっと古いアニメのポスターが変わる。
咲の前はノーゲーム・ノーライフでその前はシュタゲだった。

夜ならそんな面倒な自意識は気にせず、自由に行動できるのが良いです。
すれ違うのはタクシーとパトカーぐらいのもので、CV.雨宮天さんの美少女吸血鬼なんて間違っても会えなさそうですが、大体5kmも歩いていれば、ちょうど疲れて頭も空っぽになって気分よく眠れます。
今日に満足できない方がいたら、ぜひ試してみてください。
傍目から見ると不審者感全開なので、通報されないかだけは注意が必要そうです。

静かなので、急に音が鳴るとちょっと怖い。
可愛い会社だと思ったら、創業85年の老舗でした。
終電後の深夜でもないと中々こんな写真は撮れない。

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