【R2版:再休職日記】 Vol.0 休職は突然に…

久しぶりの投稿になります。

実は、今年の4月下旬より休職し、現在も自宅療養しています。
休職となったきっかけから時間が経ち、少し思い出す余裕が出てきたので、日記として残そうと思います。

ただ、急に日記を始めても唐突なので、まずはなぜ休職に至ったのか、自分でも再認識する意味も込めて、 Vol.0 として振り返りたいと思います。

よろしくお願いします。


【再休職に至るまで】

 昨年2月に退院し、リハビリ勤務を経て、同年9月より復職しました。

欠勤は殆どなく、また職場の理解もあり、なんとか仕事が出来ていました。

ただ、今思い返してみると、仕事後疲れ切って車で休んでから帰ったり、お風呂に入る気力がない時もありました。

そのような精神的・身体的な波はあったものの、なんとかやり過ごしていました。

きっかけは、今年4月からの部署異動。

新規事業の立ち上げへの応援という形で、大きく環境が変わりました。

ここで反省したいのは、自分が選ばれたことで、「がんばらないと」と全力で仕事に取り組んだ事。

そして、自分なりに事業がうまくいくよう、効率と完璧さを求めすぎました。

さらにそれは、提案という形で、同僚にまで自分の仕事のやり方を押し付けてしまい、人間関係が少しずつおかしくなっていき…

4月下旬には、職場の空気が悪くなっていました。


そして、ささいなことをきっかけに、同僚から暴言を吐かれました。

当時の私は、職場のためと思っての事でそこまで言われるかと感じ、そして自分の存在自体が、全否定された感覚になった記憶があります。

その後は、職場に向かうだけで、頭痛や動悸、手の震えなどが出現。

最終的には、朝着替えるだけで、うつ症状が現れるようになりました。

臨時診察を受け、まず1週間休むことに。

ここから再休職の始まりでした。


【再休職後】

休職して最初の診察にて。

1週間では、リハビリ勤務や働き方について、職場と話し合いが十分に出来ないだろうと、改めて1ヶ月の休職となりました。

そして、その1週間後、職場の上司同席の元、突然入院治療を提案されました。

自分としては、そこまで大きな事ではないと考えていたため、蒼天の霹靂でした。

もちろんその場で拒否しました。

また、休職の度に入院していては、次休職することがあれば、入院を繰り返すことになります。

ただ、職場の上司や主治医から、入院を強く勧められ、診察が終わった頃には入院前提で、あとは私の決意次第、という空気に。


【葛藤と自分の見つめ直し】

家に持ち帰り、入院するべきか悩みました。

正直、今の自分にとって入院治療は不要と思いました。

カウンセリングが受けられるわけでもなく、またその間の給料もなく、傷病手当もないため、経済的不安の方が勝ちました。

それよりも、早めに職場へ徐々に顔を出し、環境への再適応をした方が良いと。

結論として、自宅療養したいと決めました。

そして、自分なりに様々な治療をしようと考えました。


【勝ち取った自宅療養】

診察にて、改めて自宅療養をしたいと主治医に伝えました。

しかし、中々了承を得られませんでした。

職場の上司と話をしても、入院治療を勧められるばかり。

今振り返ると、その頃の私は、主治医や職場を「敵」のように認識していました。


最終的に、家族も含めた診察を行い、家族で話し合って自宅療養に納得してもらえました。

その事を伝え、改めて自宅療養したいと伝え、やっと認められました。

実に休んでから1ヶ月、やっと療養がスタートしました。


【反省点】

今回の件で、いくつかの反省がありました。

主治医を敵と認識したこと。

そして、意思の疎通は、伝言ゲームとなって、違う解釈を産むこと。

後日の診察にて、主治医に感謝の気持ちと、これからの治療を改めてお願いしました。

そして、職場へも、休んで迷惑をかけること、今回の件で振り回してしまったことを、自分の口で謝罪しました。

物事の捉え方、そして主観では見えない気配りが沢山あったことに気づけなかった。


自宅療養では、客観的視点を持つこと、そして自らの思考の癖に焦点を当てて、治療に取り組みたいと思います。

日記もその一環です。

似た境遇の方がもしいて、読んでくださって、参考になれば幸いです。


働く人がうつで働けなくなる。その前に手が打てる方法を模索し実現することで、社会に貢献していきます。