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ノクチルの所感、あるいはシャニマスの罠

シャニマス2.5周年おめでとうございます。記念ガチャや無料10連は「SSRはそこそこでるけど新規は全然出ない」みたいな感じです。SSR排出確率25%くらいにしてほしい。


10月21日、ノクチルメンバーに他ユニットメンバーとの会話が追加された。

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ノクチルの新たな一面を見るため、我々プロデューサーはこぞって画面を連打した。
実をいうと自分ではまだ全部見切れていないのだが、Twitterの反応を見るに「雛菜こわい」「小糸の声ちっさ」「円香怖い」「浅倉会話になってなくない?」などなどさまざまな感想が散見された。

観測していると、ノクチルの4人はどうも、相手によって対応をかなり変えているように見える。咲耶→雛菜では、雛菜の返しが冷たい(ように見える)だったり、円香→灯織の会話では灯織にガン睨みの円香がまじで怖かったり。どうもいままでの5組の会話とは毛色が違う感じがした。

もともと、入ってきた時からノクチルは異質だった。「幼馴染4人ユニット」という他にない内輪感、クセの強い考え方を持つ彼女たちはいつだって我々に「未知との対話」を投げつけてきた。


ただ、これまでの情報でノクチルのことを「やべー奴ら」と軽率に断じるのはあまりに愚かな、とても愚かな発言だ。

理由として、シャニマスは現実の時間の流れを考慮してシナリオを作っていることがあげられる。
イルミネ~ストレイの5ユニットはホーム会話機能の実装(20年5月)までに、2年(ストレイは1年)の歳月を過ごしている。更に、ユニットが越境してチームになってレクリエーションをするシナリオコミュも数回行われている。十分親睦を深める機会も多かっただろうし個々人の性格も分かってくるだろう。ゆえに、5ユニット19人の会話は既に打ち解けている会話が多かった。
しかしノクチルは、283プロに入ったのが20年4月(先行で3月末のシナリオがちょっとあったけど)、つまりまだ半年ほどしか経っていないのである。7月に合同ユニットシナリオ(アジェンダ283)あったものの、あのシナリオではノクチルメンバーと会話したのは真乃のみだ。
加えてノクチルと他ユニットでは、アイドルとしての仕事の量が違うと思われる。アイドルとして駆け出しで、更にユニットシナリオ『天塵』を見るに、大手の番組から干されている状況でもある。今のノクチルは学校とレッスン場の往復がメインとなるだろうか。既に仕事が安定してきている先輩5ユニットと事務所で会うという場面もそう多くはないと推測される。

総合すると、ノクチルと他ユニットメンバーのあの会話群が初対面のような反応なのは「まだ半年しか一緒にいたことがない、場合によっては面と向かって話すのが初めてだから」と考えれば、むしろシャニマスのシナリオ作成ルールに忠実なのではないだろうか。

コミュのクセや性格のクセから、何かと誇張されがちな話題になるノクチルメンバー。カードやストーリーが追加されるたびに「ヤバいヤバい」とTwitterで騒がれるが、落ち着いて彼女たちの発言の背景をひも解くと「ヤバい」という短絡な言葉では片付けられないものが見つかっていく。ような気がする。シャイノグラフィ2番の歌詞にも

その羽はきっと 光の当たり方で色を変える
パステルより繊細で
モノクロームより純粋で
プリズムより多彩で

我々は一つの情報だけで、この子はこういう子だ、と決めつけてはいけない。短絡的に「ヤバい」と思考停止で騒ぎ立てるのは運営の仕掛けた「罠」なのではないか。
時間の経過や別の角度で観測することで常に変化するものだと思って、彼女たち見続ける必要がある。そんなことを考えてた。自戒でもある。







それでもやはり、ノクチルはわからない。
でも、円香が果穂に対してものすごい優しい声音と優しい表情をしてるのは分かる。円香ってそういう顔もするんだな…(って言ったら殺される勢いで睨まれそうだから言わない)。

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