家庭学習について(非受験向け)
こんにちは。
こちらは非受験の子どもがいるご家庭向けになります。
最初の挨拶でも申し上げましたが、何かに役立てばという気持ちで書いていますので、そのまま試すだけではなく、ご自身でアレンジしてみてくださいね。
1、小学生
低学年と高学年で違うかもしれませんが、20年以上生徒を見ていて余り精神年齢とか変わらなくなっているので、一括りにします😅
【目的】
親子での気持ち・経験の共有
【方法】
①学校や塾での課題をまずは一読する
②課題の中から、自身(保護者側)との共通点を見つける。
例えば、自身も読んだことのある国語の文章、苦手だった単元、昔出された宿題の内容など
※決して「私も昔この位やった!」という言い方はしないで下さい。大事なことは「共有」なので😉
③親子でそれぞれやるべきことを確認し合う
※特に共働きのご家庭では、単に「仕事」と一括りにするのではなく、少し具体的に伝えて下さい。
【理由】
皆さんは『ドラえもん』をのぶ代verとわさびver(敬称略)で見比べたことはありますか?
比較して見ると、前者はのび太くんに対して「お母さん化」しているのに、後者は「友だち化」にポジショニングを変えられています。
色々なご家庭の教育方針があるとは思いますが、最初に保護者側が取り組んで、その後に子どもが取り組むというギャップがあると、子どもは「親が何とかしてくれる」という気持ちが育ってしまいます。
つまり、勉強のリ-ドが子ども自身ではなく親主導になってしまっている場合(のぶ代verのドラえもん)が多い。結果として、その様なご家庭の生徒は「雑な勉強」で終わってしまうことになります。
親子それぞれで「やらなければならないこと」を共有することにより、少なくともそこに関してはわさびverのドラえもんになることができ、ある程度対等の立場を作り出すことにより、子どもの勉強へのストレスを下げる事になるからです。
2、中学生
基本的には小学生と同じなのですが、特に英語について、保護者の方には方法②で、
「自分たちが学生時代だったときの内容と子どもたちとの内容のギャップ」
を掴んで下さい。
私と同世代の方ならご理解頂けるかと思いますが、例えば、中学生となり塾に入ると、塾の内容が予習となり、学校での授業がある意味復習になっており、「内容の一貫性」があったかと思います。
今の学校のテキストを見ると、やはり会話文重視となっているため、文法構造の積み重ねの勉強に費やす時間は相対的に少なくなっています。(be動詞の次の週には一般動詞のような、カリキュラムの早さです)
ですから、英語がイマイチと思われている保護者の方々も、是非前記方法に取り組んでみて下さい。
今回は以上になります。次回は受験生がいるご家庭の場合について触れていきます。
ありがとうございました。
A Hui Hou✋
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