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わくわくは体験設計にあり! 「Journey」なBOUNENKAI 2024の舞台裏

2024年も残りわずか。そうです、忘年会の季節です!

グラグリッド恒例、年に一度の「かくし芸大会」もとい、「忘年会(BOUNENKAI)」が開催されました。今回は、この趣向を凝らした舞台裏をレポートしちゃいます。


2024年のBOUNENKAIのテーマは
「Journey」

ステートメントシート

今年のテーマは「Journey」。
この1年はどんな旅路だったでしょう?
さまざまな経験、挑戦、葛藤。それぞれのジャーニーを分かち合いたいと考え、このテーマを設定しました。

「フライト体験」を再現!

そして、人がたくさん集まり、食べたり飲んだり遊んだりできる貴重な機会。せっかくだから、まるごと空の旅を再現をしちゃおう!と考えました。

グラグリッド航空の、BOUNENKAI2024便という場。
参加者は、乗客となって機内で特別な時間を過ごします。
出発地点はYR2024空港。着地地点はYR2025空港。
機長は三澤。チーフパーサーは尾形。キャビンアテンダントは川村。グランドスタッフは小野。一丸となって楽しい空の旅をご提供してまいります。
妄想がどんどん膨らみ、「フライト体験」を演出するために、さまざまな仕掛けをデザインしていきました。

チェックイン・チケット

空の旅といえば、航空券チケット。このフライトのためだけにオリジナルで作りました。

そして、このチケットには、フライト体験に必要なチェックインのための記入エリアや、対話でつかえるグループ番号。旅の終わりのお楽しみQRコードが記載されていたりと、工夫だらけ。

三澤がヨナベしてつくっていたチケット。厚い紙に印刷して角も丸くしてる。芸が細かい

パッセンジャー・シート

参加者全員に配布されたパッセンジャーシート。参加者(乗客)のみなさんが、飛行機に乗っている姿が描かれています。(よく見ると、みんなそっくり)また、事前アンケートで聞いていた、「これからやってみたいこと」「自由につけられる肩書き」「好きなこと」なども記載され、参加者同士が交流しやすくなっています。

残念ながら参加できなかった方は、空席(搭乗時間に間に合わなかった人)になっています。
遊び心が詰まった楽しいシート

まさにJourney!こだわりの体験設計

それでは、実際どんなジャーニーになっていたのか。参加者の目線で、その流れをちょっとだけみていきましょう!

旅は、出発前から始まっている

旅前(BOUNENKAI開催前)から、ワクワクしてもらいたい!その想いは、案内状にも。

参加者に送った案内状の一部

概要欄を見てみると、「持ち物はワクワクの気持ち」、ドレスコードは「旅に出やすいラフな格好」など。これは、ただの飲み会じゃないぞ感がありますね。
そして、開催直前のメッセージはこちら。

ご案内メールの一部。期待感が高まります!

ようこそ、グラグリ航空 快適な空の旅へ!

そして当日。受付けでチケットやシートを受け取っていただき、いよいよ旅が始まります。

「Attention Please!グラグリッドご搭乗いただきありがとうございます。当機は2025年に向けて出航いたします」

キャビンアテンダントに扮した川村のアナウンスにより、会場は機内に早変わり!

キャビンアテンダント仕様の川村

KANPAIは国をとびだして

三澤キャプテンの乾杯挨拶にもわくわくな一工夫が。
今回は、国をとびだして新しい乾杯。みんなで声を揃えて「ヒパヒパ!」
(ヒパヒパはハワイの乾杯の音頭です。)

\ヒパヒパー!/

いつもと違う挨拶に機内は笑顔が溢れます。

機長三澤はキャプテンハット(グラグリッドの「G」マークエンブレム!)

そして、BGMもフライト体験にこだわりました。
DJオガシンの選曲により、機内で流れる旅の音楽(ANA、JALなどおなじみのBGM)や、旅にまつわる楽曲、飛行機内の「ポーン」というシートベルト着脱のアナウンス音など、マニアックすぎる?!演出も。

DJオガシン、機材を持ち込んでいます

旅の醍醐味「出会い」の設計

機内が安定したら、自由交流の時間です。チケットにかかれたグループをたよりに、初対面の方たちの交流が始まりました。

あちらこちらで、チケット片手に交流が起こっていった

「Aグループの方、いますか?」
「自分は左下のシートに座ってます」「あ!見つけた!」
機内のいたるところから楽しそうな会話が聞こえてきました。

おいしく満たすJourney体験

世界中を旅できる食体験

キレイ!かわいい!すーーーっごく美味しい!

食もとことん「Journey」にこだわりたい!
メインのお料理は、海外のさまざまなお料理を得意とするケータリング会社Global French TRIP Cateringさんにご提供いただきました。(社名に「TRIP」が入っている!)世界中の食材や料理を再現した一口サイズのお料理は、食べるたびに小トリップ!

世界各国のお料理が一口サイズに!

シェフからも「機内食のご紹介(笑)」として、お料理のコンセプトや食べ方をお話いただきました。

シェフからの機内食のご紹介に、興味津々

グラグリッドの旅を共有するお酒たち

お酒にも「Journey」を。ということで、グラグリッドがビジョンづくりのプロジェクトで旅している、小田原市と南三陸町のお酒をピックアップ。
上皇上皇后両陛下も召し上がった小田原の「梅わいん」や、今年グッドデザイン賞を受賞した南三陸ワイナリーのシャルドネ。震災からの復興のシンボルとなった南三陸の「歌津」。このストーリーと一緒に、私たちの旅を共有していきました。

Journeyの解釈を深める
シークレット・プレゼンツ

上昇気流にのった当便は、4つの見どころ(4人の世界)を旅していきます。これは、グラグリッドメンバーが、秘密で準備してきたとっておきのプレゼンテーションタイムです。

1年のできごとを1本のジャーニーとして、書にしたためた書道アーティストNAOKA
人生の旅をふりかえり、ミスチルの大合唱をつくりだした千八先生!(せんぱちせんせい)
かけがえのない1日を、動画に合わせた演技で、1人舞台として魅せたおなつ
感動の渦にまきこんだ!?クラリネット奏者尾形

何がおこるかわからない、そんな状況を機内の全員が共有し全身で楽しむ時間となりました。

真冬の夜の夢、冷めぬままに

「当機はまもなく2025年に着陸いたします。ただいまの時刻は午後10時、気温は摂氏5度。」
BOUNEKAIも終わります。
「本日はグラグリッド航空をご利用いただきましてありがとうございました。皆さまと、又お会いできる日を客室乗務員一同心よりお待ち申しあげております。」
チーフパーサー尾形の挨拶により、乗客全員が安全に日常に着陸していきました。

BOUNENKAIの楽しい場に呼んでくださってありがとございました〜!
新しく知り合った方、実は隠れた縁があった方、いろんな方々と話せて充実でした。そして闇鍋出し物、みんなの個性が今年もまぶしかった。

隅々までコンセプトが行き渡った素晴らしい場でした!
小道具のクオリティも料理のコンセプトも音楽も素晴らしく、ジャーニーとして詰め込まれてあった点、グラグリメンバー1人1人が場づくりのオーナーで本気であった点が感動しました!

イベント開催する側としても学びが多く、そしてなにより各出し物のアート性が多様な方面に高く、グラグリッドメンバーの多様性とパーソナリティに改めて驚きを覚えました!

このBOUNENKAIのため、遠方からまた、ご多用中のところ、足をお運びいただきまして、本当にありがとうございました。
みなさまと楽しいひとときを過ごすことができて、びっくりしてもらえて、本当に良かったです!

APPENDIX:さいごに楽しいひとときを写真でご覧ください

お土産は、3000枚のグラレコから選び抜かれた、「グラレコ切りっぱなし」

2024年も大変お世話になりました。
2025年もどうぞよろしくお願いいたします。

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