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ビジュアルファシリテーション最前線!

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商品企画やデザインの現場で、革新的な視覚化メソッドを実施しているグラグリッドによる実践マガジン! グラフィックレコーディング、グラフィックファシリテーションを含む『ビジュアルファ… もっと読む
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2018年4月の記事一覧

カスタマーの価値観は、演じることで見えてくる! 〜ペルソナお面の効果〜

「カスタマーにとって嬉しいサービスをつくろう!」 この人間中心デザインの考え方は、良いサービスをつくっていく上でも、持続するビジネスを作っていく上でも、いまや、“当たり前”になりつつあります。業界や業態によって「人」を表す表現はさまざまですが、カスタマー、ユーザー、消費者、生活者、受益者など、言葉こそ変わっても、「人」にとっての幸せを考え「人」に響く商品をつくることは、新しいサービスを生み出すシチュエーションで、共通の大きな目標と言えるでしょう。 2012年にサービスデザ

学生インターンがゆく!グラレコ現場での挑戦

こんにちは、ぐらぐりです。 グラグリッドのねえさんたちは、時折学生さんと一緒にグラフィックレコーディングの現場に行ってるんだって。なんで学生さんと一緒に行ってるのかな? なごやん「まだグラレコを始めたばかりの学生さんが”現場で描く”チャレンジの後押しをしてるんだよー。”グラレコもっとやってみたい!”と思っても、最初の頃ってなかなか大きな模造紙で描く機会が無かったり、いざあったとしても一人でチャレンジするのはすっごく緊張するからね。一緒にそばでサポートすることで、どんどん現場

アウトドア会議で必要なアイテムをつくったら、ワークショップにおける“場作り”のあるべき姿が見えてきた!

 先日の記事「アウトドア・ワークショップのすゝめ」では、開放的な空間で楽しくワークショップをやることの効果と可能性について触れました。その記事を書きながら、ふと考えました。 「これって、インドアでも同じことなのでは???」 開放的な空間でなくても、四角くて閉鎖的な空間でも、いやむしろ、そういう空間でこそ、この場作りのノウハウが必要なのではないか?そう思ったのです。 そこで今回は、アウトドア・ワークショップで必要だと思い、おこなってきた場作りの工夫から、ワークショップにお

アウトドア・ワークショップのすゝめ

わたしたちファシリテーターは、時に、ワークショップに「新しい風を吹き込み、パワーを注入する」という役割が求められることがあります。特に、新しいアイデアを考え出す時こそ、ワークショップの環境に細心の注意を払い、風とパワーを持ち込みます。場づくりの効果は絶大です。 閉じきった四角い部屋で窮屈な空間に座り、パソコンをパチパチする環境では、新しいものは生みだしにくい。さあ、外にでて!思いっきり深呼吸しながら、いつもと違うことを考えましょう〜! ということで、「アウトドア・ワークシ

LINEで楽しい会議を!手書きのLINEスタンプ「ブーバとキキ」シリーズ公開

我らがBRUSHがイラストレーションに協力した、手書きのLINEスタンプがリリースされました。 NPO法人アイデア創発コミュニティ推進機構(iCON)にて、「アイデア出しを促進するファシリテーションスタンプ」というコンセプトで、開発が行われたスタンプです。ワークショップの中で、ファシリテーターがよく発している一言や、ブレインストーミングのルールなどをイラストで表現しています。 ちなみに、この「ブーバとキキ」という名前ですが、みなさんどこかで聞いたことはありませんか?これは

【寄稿】グラフィックレコーディングはイベントのコンテンツ価値も高める優れもの! ―ファンドレイジング・日本2018で初導入してみて思ったこと

BRUSHでは、ファンドレイジング・日本2018のイベントでグラフィックレコーディングを担当いたしました。 日本ファンドレイジング協会 マネージング・ディレクター 大石俊輔様より、依頼者目線からのグラフィックレコーディング導入にあたっての経緯、導入して感じたよかったことや課題について解説をいただきました! ----- 1,560名のファンドレイザーが参加するFRJ2018にてグラレコを初導入! 弊協会では、2018年3月17、18日に開催されたファンドレイジング・日本20