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「ラストマイル」私は「アンナチュラル」推し♪

私の趣味の1つに映画館鑑賞がある。映画館に行って旬の映画を観る事だ。学生の頃からずっと観ている。気に入った映画は2回は観るな。
海外留学の頃は、同じ映画を何度も繰り返し観てヒアリングの勉強をしたものだ。そして、その映画の内容を深く理解することと、会話のテンポというか、こう話されたらこう言葉を返せば良いのか!と本当に勉強になった。「GHOST」この映画は本当に私にとってのバイブル的な存在だ。
さてさて、本題に話を戻すと、今公開の「ラストマイル」実はまだ行っていない。何故かと言うと、世界線が陸続きの「アンナチュラル」「MIU404」をラ「ラストマイル」観たさにおさらい中であるから。
特に「アンナチュラル」は放送当時から「傑作」と言われるほどの名作で、未だに続編切望してるファンは多いのでは?毎回1話完結ではあるが、ストーリーそのものが1つのエピソードの伏線回収を後半で巻き返して行くという凄い内容で、また、それぞれのキャラクターに人間模様が当てられており、物語を通して起こっている長期の未解決事件を最終回迄におおよその謎を全て解決するという、なんとも良く作られた作品である。説明するのも野暮であるが、兎に角、一言では語り尽くせない傑作である事は間違いない。特に1話の「名前のない毒」は、2018年代に作られた作品にもか関わらず、その後の「パンデミック」を予期したかの様な内容で一説には、予言されたドラマなんて言われている。
実は、まだ、当時のストーリーでは回収されていない謎がいくつかある。①三澄ミコトの一家心中の謎。主人公は、家族の一家心中にに巻き込まれて奇跡的に生き残った孤児であるが、その謎が解明されていない。まぁ、難しい内容でもあるので謎のままで終わりになるのかもせれない。②UDラボの汚職の件に関して、うやむやになってしまっている事は、設立当時の様々な、経緯が映像化されると思っていたのだが、猟奇殺人が表面化したため、尺の関係でできなくなってしまったのか?謎である。5年前と現在ではまた情勢が変わったと思うので現在どのようにドラマ設定であるがUDラボの立ち位置など知りたいと思っている。
何よりも、小さな疑問、僅かな証拠や明らかにある違和感など些細な事を手がかりに、ご遺体の死の真相に近づくという内容は、本当に勉強になる。また、作りが丁寧だ。涙を誘われるし、誰しも平等に必ず死は訪れる事でありでも、人の死が決して平等であるとは限らない、事件なのか事故なのか、自身によるものなのか、他殺なのか、事故死なのか、病気なのか、死ぬべき時に亡くなったのか、そうでないのか、、、等々、それを明確に紐解いて結論を導き出す、「法医医学」で奮闘する人達が存在する事を忘れてはいけない。
年間、司法解剖されるご遺体の数は決まっており、事件性が無いとされた遺体は解剖もされずに荼毘に付される。もしかしたら、何かの事件、又は不可解な事故で、本来死ぬべき筈では無かった人が不幸にも巻き込まれ亡くなるなんてことが身近に起こったら、身内が、恋人が、家族が、親が、子どもが、配偶者が巻き込まれてたとしたら、あなたは納得出来ますか?謎を解明したいと思うはず。何故この人は亡くならなければならなかったのか?という自責の念にも駆られると思うはず。
普段はこうして当たり前に生きてる。生きてるからこそ、しがらみや、諍い、争い、弱肉強食的な事も日常茶飯事多かれ少なかれあるはずで。良いことばかりじゃない、悪いこともある。運悪くその悪いタイミングの最悪に当たってしまった場合、その人にその先、未来は消えてしまう。未来が無くなると言う事は、時間が止まっちゃう、その人だけが先に進めないんだ。極当たり前のことなんだけど。
それでも遺された人達、先を生きる人達は、一歩ずつ前を歩まなければならない。
そう、後悔しない為に。自分の心に悔いを残して後々の枷にならない様にその時その時に解決するのが理想なはずだ。それでも、時が経たないと解決しない事もある。技術の発展だったり、未知の技術、現代の技術の限界もあるだろう。日本はとにかく、「司法」の遅れている国と揶揄される。先進国の筈なのに、「司法制度」に関しては欧米諸国から見たら「魔女狩り裁判の時代」「中世期」から何も進化していない。
本当に、この国は、って思ってしまう。きっと、陽のあたる場所を歩んでる大半の人は気づかない。この国の「闇」を。漆黒に包まれた「不平等の世界」がある事を。知らないで生き続けるのが最良なのか、裏の未知の道を知って疑心暗鬼になりながら暮らすのか?では大分世界が違う。
全ての理の中で「知っている=熟知」のと「知らないまま=無知」なのは、どちらが良いのだろう。
知らなくて良いこと。知る必要が無いこと。知ってしまった時に、他言無用で大人しく何もなかったいられるのか?又は、反旗を翻し立ち上がり闘う事を選ぶのか?そんな選択を迫られる事もあるんです。
あっ、話が大分逸れてしまった。。。。
でも、これはフィクションの内容ではなく、誰でもすぐそこにある危機、紙一重の事なのです。昨日まで平和に何不自由無く過ごしてた人が突然、落し穴に落ちたり、崖から転落することなんて、あるんです。
そうならない為の、心構え。熱いも冷たいも酷い事も現実にあると知る事の勇気。又は知らないままでただ、温室の中でぬくぬくと育つ装飾品の様な生活を、どちらを選ぶのか?全てはあなた次第です。
神はサイコロを振らない。

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