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高専の実情

高専とは何か?

高専とは、高等専門学校の略称です。
5年制の学校で、高校と短期大学が合体したものと考えてください。
授業カリキュラムも1・2年生は普通高校に
近い科目を学びますが、3年生以降になると実習を含む専門的な授業も増えていきます。

普通高校との違いは?

高専と普通高校の違いは以下のとおりです。

・模試がない
 → 大学共通テストを受けないため
   ありません
   代わりに学校によってはTOEICを受ける
   場合があります。
・授業カリキュラムが異なる
 → 普通高校であれば国語や英語に力を
   入れるはずです。
   しかし、国語は大学への編入試験では
   必要とされません。
   数学も専門科目を計算するための道具
  として学ぶため応用問題を解きません。
・3年生以降も部活ができる
 → 大学共通テストを受けないため、 
  インターハイ終了後も部活に専念でき
  ます。

上記から分かる通り、大学共通テストの有無が最大の違いであり、故に自由な学校生活を送ることができます。

定期試験の実情

高専生の最大の弱点が定期試験です。
テスト直前にならないと勉強しません。
前日から一夜漬け…なんてこともザラにあります。
しかし、赤点(テストのボーダーライン)が60点と大学と同じです。
年4回のテストで最終成績が60点を下回ってしまうと留年しています。
僕の学校では5年生で高専10年目の先輩が
いました。

進路について

高専卒業後の進路は就職か進学の2択です。
僕の学校では半数ずつでした。
求人率は極めて高く、高いところでは1人あたり30件も来ます。
ただ、ブラック企業が時折紛れ込んでいます。
真面目に就活をしない学生は騙される傾向があるそうです。
進学は大半が国公立大学に進みます。
最近は減少傾向にありますが、推薦試験もカジュアルです。

まとめ

高専は人によって相性がハッキリと別れる学校です。
もし興味があれば、学校見学などで詳しく調べることをオススメします。

読んでくださりありがとうございました。


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