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梨木香歩 著「ほんとうのリーダーのみつけかた」を読みました

私が梨木香歩の本が好きということを覚えていた元同僚が、「梨木さんの新刊が出ているよ、共感することばかりで凄くよかった。」と久しぶりにメッセージをくれて教えてくれました。

「西の魔女が死んだ」はもちろん好きだけど、「家守綺譚」「村田エフェンディ滞土録」「りかさん」「からくりからくさ」が特に好きです。

さて、この本には、2007年から連載が始まった単行本「僕は、そして僕たちはどう生きるか」の文庫出版記念の講演(2015年)のメモを元に新コロ渦巻く今年の春に書き起こされた「ほんとうのリーダーのみつけかた」と、このテーマに関連する過去の執筆「今、『君たちはどう生きるか』の周辺で(2018年)」「この年月、日本人が置き去りにしてきたもの(2015年)」が収録されています。

若い人向けの講演だったということなので、中高生向けの本なんだと思います。若い人たちを取り巻く今の日本社会の状況を著者は憂いています。2時間あれば読めるくらいの軽さ。書いてある内容は140字の世界でもよく見かけるテーマだけど、きれいな文章で書かれていて引き込まれました。

特に印象に残った部分を引用すると、

ちょっと腹をたてたくらいで「̪シネ」と言い放ったりするようなことです。~中略~ 悪口のバリエーションもいっぱいあるはず。昔友人が何かに憤慨して、七回生まれ変わったって、許さない、って言うのを聞いたこともありました。

最高・・・私も自分の子供には、美しく遠回しに7回シネって言えるような教養を身に着けてもらいたいって思っちゃった。

客観的な目を持ったり、自分で原典にあたれるだけの教養を身につけることが大事だよってことを教えていくために親はどういうふうに関わっていったらいいかな、なんてことを考えながら読み終えました。






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