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バイリンガル5歳児の英語レベル(帰国直前)

次女は、5歳過ぎで急な帰国が決まり、日本に戻る(本人にとっては、日本に行く)ことになりました。本来なら、秋からKindergartenに入学するタイミングでした。残念だけど、しょーがない!

完全英語環境で過ごしたのは、PreKの8ヶ月弱と、サマーキャンプの1ヶ月弱、合計9ヶ月のみ。
詳細:「アメリカ生まれ5歳児の英語歴」

次女帰国時の英語レベルは、、、
1.語彙力・文章力
PreKのクラスメイトと比較すると、語彙力・文章力は低く、先生がリードする時間は、話の内容が十分に理解できなかったり、言いたいことが言えないことがあるようでした。

2.会話力
遊びの時間の会話となると、自分が言いたい話を自分の英語力で賄えるように工夫することで、特に不自由はしていないようでした。English Learnerであるにも関わらず、自由時間には友達の中心に居て、遊びをリードするタイプ。英語力そのものは十分でなくとも、積極性、勘の良さ、自分で使える英語を工夫して駆使するなど、英語以外の力も存分に使いながらやっているようです。

サマーキャンプ最終日には、帰国のことを大人から子供たちに何も説明しなかったのにも関わらず、友達が見送りに来てお別れの言葉を言ってくれていました。一応、言いたいことを周囲に伝える力はついていることを示す顕著な出来事だったと思います。

3.読解力
次女の場合、5歳過ぎ(キンダー入学時点)に、キンダーの習得目標であるDレベルの本は読み、理解し、質問にもきちんと答えられていました。

子供たちの周りの子を見ていると、キンダー入学前にアルファベット+フォニックスの基礎を習得し、キンダーの授業を通して、単語の読みを理解し、本が1人で読めるようになっていく、、、というレベル感で進んでいるようです。

次女の場合は、PreKでアルファベットとフォニックス基礎は習得し、PreK3ヶ月目で簡単な本を読み始めていました。(PreKで学んだ内容をしっかり理解し、習得していく子は多くはないと感じています。あくまでキンダー前の予習として触れておく形でやっているようです。)また、PreKの読み聞かせの時間に、次女は先生の声を聞きつつ、絵本の単語を追いかけていたそうです(本人談)。これで単語の読み方とサイトワーズもマスターしたようでした。日が経つにつれ、音読の精度は上がり、読んでいる本は難しくなっていきました。

日本語で本を読んだり、日記や手紙を書くことに慣れていたことも、英語での読解力を高めるのに役立ったと思います。

また、第2子なので、私が英語基礎の習得プロセスや、良い教材、よく読まれている本を知っていたのも大きかったと感じています。がっつりではないですが、ときおり、次女ができていない部分の動画を見せたりして、理解を手助けしたり、今のレベルにぴったり合う本を準備していました。

フォニックスを学んでいる途中、MOONを、モーンと言い出したり、知っているはずの単語が間違ってきていることもありましたが、間違っていることを指摘しても、頑として受け入れなかったこともあり、フォニックス習得のプロセスと思い、あえて矯正せずに放置していました。(最初、指摘したら、怒って大変だったので、次女の場合には指摘するのではなく、自分で気がつく環境を作っていくのが大事だと学びました。)

4.発音、アクセント
英語の発音は、ネイティブレベルです。短期間で英語を習得したため、ネイティブの英語がスポンと入りました。結果、私の話すジャパニーズイングリッシュの発音は、わからないと言われてしまいます。(英語習得に時間のかかった長女は、ネイティブイングリッシュも、ジャパニーズイングリッシュも理解し、私が英語の発音が聞き取れない時には日本的な発音で教えてくれます。)

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