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「のび太」のようになればいい

2020年明けましておめでとうございます!

皆さんが初詣に行きましたか??

私はというと元旦に初詣に行ってきました!東京に上京してきて四年目ですが、初めての東京で初詣にいきました…笑

参拝にあんなに人が並んでいる光景を見るのも、お賽銭を入れるだけなのに一時間も待つという経験は初めてでした。

地元が田舎すぎるのかな…

さて、今回のテーマは「AI時代で人である自分が活躍するためには」です!

タイトルでのび太のようになればいいと書きました。

なぜそう思ったのか?

世の中の、のび太のイメージといえば、

「泣き虫」「怠け者」「ドラえもんに頼ってばかり」「頭が悪い」「運動神経が悪い」などマイナスなイメージを抱く人が多いのではないでしょうか?

しかし、そんなダメダメなのび太は将来、環境省に勤める国家公務員になり、あのしずかちゃんと結婚しているんです!!

人生の勝ち組といっても過言ではないですよね?

のび太の成功のカギとして、ずっとそばにいたドラえもんの存在は大きいと思います。

そして、このドラえもんは現代で言うAIにとても近い存在であるとしたら?

つまり、「ドラえもんとのび太の関係性」は、
現代の「人とAIの関係性」ということができれば、のび太とドラえもんの関係性を紐解くということは、AI時代で私たち人が活躍していくためのヒントを見出せるというわけです。



AI≒ドラえもん

人工知能(AI):人間にしかできなかったような高度に知的な作業や判断をコンピュータを中心とする人工的なシステムによりおこなえるようにしたもの。(出所:IT用語辞典)

ロボットとはなにがちがうのか?

ロボットはあらかじめ決められた動作を行う事しかできません。
しかし、AIはニューラルネットワークと呼ばれる人の脳と同じような仕組みを持っていることで自ら学習し、精度を高めることができます。

AIの学習能力のひとつとしてディープラーニングと呼ばれるものがあります。
聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
これが、自ら学習し、行動のレベルを上げることができる能力です。

現代のAIがドラえもんとイコールと言えるかどうかという点に関して、結論から言うと到底及ばないが現状です。しかし、近い存在であると言うことも事実です。

ドラえもんとAIが決定的に違うところはドラえもんは全てにおいて万能であるが、AIはあることに特化しているだけと言うところだ。

ドラえもんは人間と同じく、感性を持ち、思考します。しかし、AIは人間が無意識のうちに行ってる抽象的な感性と絡めた思考ができないのです。

存在するAIの例として、

対局システム
→チェスや将棋など知的なゲームで対局する
画像認識システム
→画像や映像に映る物体や人物を識別する
音声認識システム
→人間の発話を聞き取って内容を理解する
音声合成システム
→言葉を組み立てて声として発する
自律的な制御システム
→ロボットや自動車などの機械を高度
質疑応答システム
→自動要約や、高度で自然な機械翻訳といったさまざまな自然言語処理をする

私たちの生活の中では
検索エンジン、機械の故障予知、社員の退職予想などに使われています。

ドラえもんは様々な道具を出しますよね?
どこでもドアだったり、スモールライトだったり、暗記パンだったり…(どれほしい笑)
その道具のチョイスってのび太の現状を把握した上で最善策として出てくるものですよね?

そう言った点から考えると今のAIにも近いところがあり、蓄積された莫大なデータの中から人間の行動を予測し、現状から最善策を出すというところは同じなのではないでしょうか?

AI=ドラえもんではなくAI≒ドラえもん

と言えるのではないでしょうか。

のび太とドラえもんの関係性

のび太とドラえもんといえば、「ひみつ道具」ですよね!

ドラえもんにのび太が泣きつきながら「何かいい道具を出してくれよ〜」と言うシーンが印象的です。

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ストーリーが進むにつれ、はじめはひみつ道具のおかげでうまく機能してある程度の問題は解決していくのだが、根本的な解決にはならないという流れになり、最終的にはのび太が自力で問題を解決していくという結末を迎えるものが多い。

この流れから思うに、ひみつ道具はあくまでものび太が自力で試行錯誤しながら努力するためのきっかけでしかなく、自分と向き合うものだとおもう。

お願い事をする時って常にのび太が苦手とすることばかりです。
ドラえもんの存在はのび太が何度も失敗し続けてもあきらめず努力することができ、頑張れる原動力にもなっている。

人が努力し続けられるのはある程度の成功を経験しているからではないだろうか?
失敗しか経験していなかったら果たして挫折せずに頑張れるのだろうか?
それが自分が苦手とする分野だったらどうだろうか?

その点においてのび太はドラえもんのひみつ道具のおかげで一度は成功を経験している。
よって苦手意識が薄れ、最後まで努力できるのではないだろうか?

のび太にとってドラえもんとは、

自信を持たせてくれる存在。
自走させてもらえる存在。

これを現代のAIと人に当てはめて考えると、AIとは人の脅威になるものではなく、より高みに連れて行ってくれるきっかけとなるツールであり、成功を経験させて失敗を乗り越えようと頑張れる原動力を生み出す存在と言えるのではないでしょうか?

のび太のようになればいい

のび太から学ぶべき点は2つあります。

一つ目は、行動力です。

のび太は困難なぶつかった時、
すぐにひみつ道具に頼りますよね?

怠けてるって思うかもしれませんが、私はなんでも行動して挑戦していると捉えることができると思っています。

積極性がないと何かを試してみたり、動き出したり、改善しようとしないのではないでしょうか。

その点、のび太はすぐに行動に移し、苦手意識の克服、自分の得意不得意に気づくことができてきます。

二つ目は、優しさです。

のび太は優しいですよね。
映画では敵ですら思いやるシーンがあったりします。
自分だけではなく、他人を思いやる能力にも長けています。

以上ののび太から学ぶべき2点を踏まえると、
私たちがAI時代で活躍するために意識するべきことがわかります。

一つ目の行動力からは
AIは脅威と捉えたり、仕事が奪われると考えてしまうのではなく、積極的に利用して自分はなにが得意でなにが不得意なのかを理解し、得意なものをAIを駆使して伸ばしていけばいいということ。

二つ目の優しさからは
AIのが苦手としているのは感性であることを把握して、他者を思いやりニーズを理解し、解決したい、役に立ちたいと思うことで、人間ならではの複雑な思考、発想力を活かしていけばいいということ。

人とAIが共存していくためには、
敵対視するのではなく、のび太とドラえもんのように寄り添いあい補い合う関係を気づいていかなければいけません。

AIはまだまだ、今の技術ではドラえもんのように、人のように思考したりしません。
あくまでも豊かにするツールであり、人が人であることを再認識させ、なにをすべきなのかを照らしてくれるひみつ道具なのです。




参考

AIの現状と課題!人工知能はまだまだ○○が苦手なんですhttps://aizine.ai/ai-challenges-point1010/


「のび太」という生き方 著:横山泰行

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