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英雄のいのち

古の物語を語ることで、人は永遠に生きるということを体現したい、という感情がある。

英雄に対して、「あなたたちが挑戦しつづけたことは無駄ではなかったのだ」と。

英雄は己の名を残して、物理的には短い命を、「名声」つまり素晴らしい行いをして賞賛されることによって、物語として語り継がれることによって、物語として永遠の命を得ようとした人たちだ。

そのやり方が正しいとか間違っているとかはさておき。

大事なことは、永遠の命を求めようとする強烈な熱意と意志。

その力強さは人間の生命への強烈な欲望。原始的な、人間が生きていくにおいて最も大事な「生きたいという意志」そのものなのだ。

それに関して、喜びも悲しみもある。でもどれにしても、彼らの力は強烈だ。

その力と繋がっている感覚は、そうそう他では感じられないものである。

ゾーンに入るという言葉や概念があるが、私は物語を語っているときには良く入る。

すると、登場人物たちの心が動いているのを同時に感じるのだ。それはとてもとても幸せな体験だ。

古い昔のかつて生きた人々、人々の幻想の中に生きている人々、人々の信仰や自然の中にひそむ神々たち。そういう様々なものと繋がれるのはとても豊かなことだ。

今ここにある人や物と繋がるだけではなく。もっともっと世界は豊かなのだ。過去にも幻想にも自然にも人は繋がることができるし、声も聴けるし、それを他の人に伝えることもできる。

そうして、過去も幻想も自然も、今ここに同時に存在して一緒に過ごせるのだ。

私はそういうことをやっている。

おまけは、ゾーンの感覚とシャーマンの感覚についての実体験の話。



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英雄のいのち

みゅう

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吟遊詩人。神話伝説を語り、ときどき竪琴も弾きます。神話伝説物語が好きなのでだいたいその話をしていますが、哲学も紅茶も好きです。空を見て生きています。Twitter→ginyumu
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