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こんにちは。グローバルネットワーク協同組合 鹿児島営業所の二木です。
さて、今回の内容は「海外のお正月」についてです。

日本でお正月といえば、1月1日ですよね。
しかし、沖縄や奄美大島など南の島では今でも旧正月にお祝いをするところもあります。
七夕も地域によっては7月7日ではなく、旧暦の8月7日前後にお祭りや飾り物をします。
ちなみに新暦は太陽の動きに合わせて作られており、1年365日です。
旧暦は月の動きに合わせて作られており、1年354日です。

そこで今回は、ベトナム、インドネシア、ミャンマーのお正月事情をご紹介していきます。

ベトナム

テト

ベトナムは主に旧暦を採用しています。そして、ベトナムでは旧正月の事を「テト」と呼びます。
テトは旧暦で数えるため、毎年日付が変わってしまいます。
ちなみに2023年は1月22日が元日です。
そして、公的なテト休暇期間は、2023年1月20日(金)~1月26日(木)までの7日間です。
正月にすることは日本と同じく家族で過ごすことが一般的のようです。
そのため日本と同様に帰省ラッシュが起きます。

技能実習生もこの時期は母国に帰りたいという人が増えてしまうため、事前に調整をしておかないと、いざこざや帰れないことへのストレスの原因になってしまう可能性もあります。
ご注意ください。

インドネシア

インドネシアには1月1日だけがお休みになり、長期休暇はありません。
インドネシアは暦ではなく、それぞれの宗教や民族によってお正月のようなイベントがあります。

レバラン

イスラム教徒には毎年「ラマダン」と呼ばれる約1か月間、毎日日の出から日没まで断食をしなければならない行事があります。ラマダン明けるとレバランです。
レバランは断食明けの大祭です。イスラム教徒にとってはこの日が正月のようなものです。
イスラム教徒が9割を占めるインドネシアでは、レバラン直後に国から有給休暇取得が奨励されます。

ニュピ

例年3月ごろにバリ島で行われるバリヒンドゥー教の新年の日にあたります。ニュピは別名「静寂の日」と言われています。

この日は24時間、「外出禁止」「労働禁止」「火気・電気禁止」などが定められており、欲を捨て1日静かに瞑想する日と言われています。
バリ島全土で規制が入り、宗教は関係なく観光客も従わばければなりません。

イムレック

中国歴の新年の日にです。ベトナムのテトと同じく旧暦の正月です。
インドネシアでは、チャイナタウンのように華僑の多い地域では大いに盛り上がります。

1月1日

西暦の1月1日もお祝いはします。しかし、日本のように大型連休があるわけではなく、1月1日のみお休みです。

ミャンマー

ティジャン

ミャンマーは独特のミャンマー歴があり、ミャンマー歴の年末の3日間(例年4月中旬。)に行われる「ティジャン」です。「ティジャン」とは水かけ祭りの事です。水をかけるのはすべて相手に対する祝福、善意、尊敬のしるしとして受け止められます。

以上、「海外のお正月」をご紹介しました。
コロナ禍でなかなか海外に行くことができないです。だから日本にいる実習生から海外の風習などを学ぶことも面白いかもしれませんね。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

貴重なお時間を頂き、ありがとうございます。

今後も技能実習にまつわることを発信してまいりますので、応援よろしくお願いします。

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グローバルネットワーク協同組合 鹿児島営業所」にお問い合わせください。
メール:futaki@global-network.jp

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