料理人ができるまで、vol2

そんな高校時代の楽しみは友達と会うこともそうだけど、やっぱりご飯。

生まれて初めて学食というものを体験することになる。
これがうんまい❗️
いや、楽しい❗️

一限の終わった後から並び始める魅力的な食べ物達。
芋パン、焼きそばパン、日替わり弁当、竜田揚げ、唐揚げ等。

この芋パン、侮るなかれ。
中にはマッシュポテトとも一味違う肉の旨みが加わったいわゆる化学の力を存分に発揮したパン🍞

その味はみんなの胃袋を鷲掴みにする。授業を終わるの待てなくて「ちょっとトイレに行ってきます」なんて言って早々と学食に待機するほどの価値にあるパンだった。

授業に参加というよりは学校に参加していた感じだった。そして芋パンのように美味しいモノを学校外にも見つけてしまった。

そのハッピープレイスの名は「ます八」。
ここは夜は居酒屋、昼は定食屋という黄金比が出てるようなお店だった。

ここ日替わり定食が、ひたすら美味かった。
特に天丼。
今でも鮮明に覚えてる。某有名店、て○やの甘タレをもう少しメリハリをつけた感じ。

ここはよく通わせてもらった。
サービスのおばちゃんにも名前を覚えられ、高校生なのに、昼ご飯なのに居酒屋を楽しませて頂いてた。
この時期にもレストランの素晴らしさを感じていたのは間違いない。

そんな楽しい高校生活も転機を迎える。というか自分で招くことになった。。。