全知!語彙バトラーことは 語彙バトル全国大会編 第1話「なんかすげーやつが来た!」

アタシは字引ことは!小学六年生!なりたいものは、日本一の語彙バトラーなんだ!
「へへーん!お前みたいな脳足りんの頓珍漢のオタンコナスが語彙バトラーになれるわけねーだろ!」
むかつく!きらい!こいつは、そう、幼馴染(どや!!)の馬頭ひとし。悪口の語彙力だけはすごくて、学校で1番の語彙バトラー。むかつく!
絶対日本一になって、闇の語彙バトラーになんかされた兄貴を…なんとかするんだもん!
「今日は、違う学校の生徒を、見せます」
担任のゴリ岡は、体育の先生だから語彙力が低い。
「先生、それを言うなら、『転校生』を『紹介』、でしょう?」
すごい!大人のしらない言葉を、さらっと話した!顔もなんかかっこいい!
「某は文豪坂よしふみ、ご学友の面々におかれてはご機嫌麗しく…」
すごい!なんか難しい言葉!この男子がいれば、語彙バトル全国大会、勝てるかも!
「語彙バトルなどは嗜まないので、ご容赦されよ」
えー!

えっと、どういう意味?

【続く】

#逆噴射プラクティス #小説 #ホビー #語彙力 #バトル

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