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本日のレコード整理 2020.05.15.ー7インチ盤の袋:東芝・ワーナー編

昨日に続き、カンパニー・バッグ、7インチ盤の紙の袋について書いておきます。他人様に読んでいただくというよりは、ほぼ記録を残すためだけにやっている作業です。でも一度はやっておきたかった作業でもあります。多分どなたもご興味ありませんよね。せいぜいでデザインの勉強ですか…。

さて、今日は伝統ある大手を2つ取り上げてみましょう。まず東芝です。何と言ってもビートルズがこちらですから、赤盤だのという話になります。そして東芝音楽工業から東芝EMIへと変わるもので、再発盤などの時代考証というか、見た瞬間どの時代のものかが分かる有り難い連中です。まずは、これですね。アップル!!

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面白みのない袋ですが、レーベルのところのリンゴは緑に限らず、赤や青などいろいろあります。

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東芝はあまり面白みを感じないデザインばかりですが、アイデンティティは確立していますね。

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EMIになって、気持ちアップデートしたようなものでしょうか。

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古くはキャピトル時代からあるはずですが、キャピトルの袋は案外レアです。キャピトル・タワーが余計に古さを感じさせますよね。

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大手は統率がとれており、探す楽しみは薄いものです。ワーナー・パイオニア系はこれに尽きますな。

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洋楽中心のコレクションをベースに言わせていただきますと、おそらく全レーベル通しで見たとき、この袋が最も多いと思われます。…が、色違いはやはりあります。

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ワーナー本体は地味です。

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系列が刷り込んである袋でほぼ統一されているのですが、稀にこういうレアものも存在しています。

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リプリーズ・レコードはワーナー系列に入る前は、ビクターが扱っておりました。

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リプリーズはフランク・シナトラやサミー・デイヴィス・ジュニアの時代はメジャーだったのでしょうが、今となってはねぇ…。袋コレクターに言わせれば超レアですぜ…って、そんな人いませんって。ま、自分以外にこんなものに興味もつ人間いないだろうな…という世界のレアものでした。

そういえば、ワーナー系列にはエレクトラ/アサイラムもありますね。ウェストコーストのカントリー・ロックに強いアサイラムでも、系列の一般的な袋しか見たことありませんから、デヴィッド・ゲフィン社長はこういうところにお金をかけたくない人だったんでしょうね。

ちなみにアトランティックはソウル系の方で少しありますね。ロック系はレッド・ツェッペリンとかもみ~んなワーナー・グループの袋ですから。

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他にこんなオバカなことに興味ありそうな人間いないかなと思い始めると、途端に面白くなってきましたねぇ…。老舗ビクターとか、魔境キング・レコードとか、かわいいA&Mとか、自社のアーティストの宣伝をいっぱい掲載しちゃうフィリップスとか…、まだまだありますよね、お楽しみに~って、しつこい?


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