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さらまわしネタ帳092 - 気分が上向く

えー、なんと申しましょうか、残念としか言えませんが、昨日ラジオ番組の収録が諸般の事情から延期になりました。中止ではなく、延期でしょうから、準備したことが無駄になるわけではないと思いますから、そんなに気にすることでもないのですが、やはり少し前から当日に向けて気分を持ち上げていきますので、「あ~ら、ざんねん…」程度です。先日倒れてケガをしていることもあり、こちらにとっても都合がよかったんですけどね。自分よりももっとタイヘンなことになっている方もいらっしゃる、やむを得ない事情ですから、切り替えましょう。

村上春樹の音楽のJazz編に関しては、2度目の延期ですから、次に収録のチャンスが巡ってくれば、少し慎重に準備しましょかね。…何だか村上春樹の小説をいっぱい読み返したのに、今現在、かなりの割合でアタマの中から抜けてしまいました。まあ、アタマを打ったわけで、そこで既に抜けていたような気もしますけどね。

とにかく、ここにきて、「人生いろいろ、上手くいかないときもあるさ」ということばかりで、気分はかなり下降気味です。税理士さんからやれと言われている作業も、頑張って取り掛かってはいるのですが、法務局にいっても一発で用事が済まなかったり、毎度のことですが、日常的に酷使しているからか、PCがいうことをきいてくれなかったり、大小様々な理由が積み重なっているんです。

まあ、何はともあれ、自分が年取ったことが原因の不具合がその中心にあるのでしょう。カラダが思うように動かなくなり、イライラが募っているのかもしれません。不機嫌なジジイは世の中の嫌われ者でしょうから、気を付けないといけませんね…。

「年寄りの自慢話と昔話と説教は猫も喰わない」と言いますから、先のこと、楽しいことを考えましょう…ということで、今後の番組の企画を思いめぐらせてみたところ、まだまだかけたい曲はいっぱいあるし、やりたいこともいくらでもあるなあということに思い至りました。

実は先日OAとなったプロコルハルム特集が意外なほど反響が大きかったんです。ゲイリー・ブルッカーが亡くなったことにちなんでやったまででしたが、やはり名前はよく知っていてもまとめて聴いたことが無かった方が多かったようで、「意外にいい曲あるね」的な感想とともに、あれもやって、これもやってといった、アーティスト単位の特集のご要望をいただいてしまいました。

現在ディレクター氏からいただいている話でアラン・パーソンズ・プロジェクト特集やスティーリー・ダン特集は近いうち実現すると思うのですが、その他にウィッシュボーン・アッシュ、トム・ペティ、レッド・ツェッペリン、ディープ・パープル、ローリング・ストーンズなどというあたりは以前からもご要望があったものです。個人的には、ウィルコやルシンダ・ウィリアムズ、ノース・ミシシッピー・オールスターズあたりもやりたいんですけどね…。

「ローリング・ストーンズでお好きな曲は何ですか?」は特に面白いネタでして、コミュニケーションの取っ掛かりとしては楽しめます。60年代が好きな方、70年代が好きな方、80年代以降もいける方、いろいろです。ブライアン・ジョーンズ期、ミック・テイラー期、ロン・ウッド期というのでも、わりと好みが分かれますし、「キースのヴォーカルが好きで…」と言う方までいらっしゃいますからね。

私はダントツでミック・テイラー期なのですが、意外に60年代の音源も心地よく感じております。7インチ盤専門店としては、60年代のシングル曲がどうしてもネタの中心ですから…。やっぱり、「番組でやるとしたら、2回か3回に分けたいなぁ」という気分になってしまいます。そして、せっかくですから、あまりベタな選曲ではなく、「独断と偏見のさらまわし的選曲で行きたいなぁ」となるわけです。

…ああ、やっぱり、単純な人間かもしれない。こんなことを書いているだけで、気分が上向いてきた。


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