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池島の話(前編)

離島好きを公言してる割に、まだ一個も離島紹介のテキスト書いてないことに気づき(笑)

年末に慌てて書いております。

こんばんは。ぎんです。


今回ご紹介するのは、2015年(えーっ!もうそんな前!?)に行った、長崎県にある「池島」。

ポスト軍艦島と言われたり言われなかったりする島です。

2001年まで石炭の採掘が行われていた炭鉱の島。

21世紀まで炭鉱やってたって凄くね?

軍艦島は1974年に閉山してるので、それから四半世紀以上のあいだ、採掘をしていたことになります。

しかし、「炭鉱の島」と言うことは、「閉山」イコール「(ほぼ)無人島」となると言うこと。

なので、島は至る所で2001年のまま、時が止まっています。


当時、最先端の技術で建てられた8階建ての集合住宅。

全盛期には7700人もの人が住んでいたので、とにかく家族がたくさん住める住宅が必要で8階建てと言う当時ではなかなか無い高層住宅になったとか。

(ちなみに今島に住んでいる人は150人ほどです)

危ないのでもちろん立ち入りは出来ませんが、今にも「ガラガラ」と音を立てて崩れそうです。

なんのお店だったかも分からないくらい朽ちているお店。

気が遠くなると同時に、「14年間人がいない」だけでこんなにも朽ちることに呆然としました…

朝陽とミラーに映る朝陽。

画面真ん中に見える小さい島2つ。

この島の海底まで採掘を進めていたそうです。

どれだけ「石炭」が重要だったかが分かります。

池島には2015年の秋だけではなく、2016年の夏にも日帰り弾丸で行ったのですが

とある元旅館の写真を比べてみましょう。

↑こちらが2015年秋。

↑こちらが2016年夏。

屋根の梁?が落ちてきてるのが分かるでしょうか。1年経たずにこんな具合です。

今はいったいどうなっているのでしょう…。

今回は「気が遠くなる」話ばかりしましたが、次回は「離島ならでは」の人との交流を書きたいと思います(^-^)

もしサポート頂けたら、行く離島を増やします!…嘘です(笑)車いすユーザーの婚約者との結婚資金に使わせていただきます😄