掛け算を超えるビジネスモデル 7/4
こんばんは
忙しくて更新が難しい状況なのですが、頑張ります。
今日で30本目の記事です。累計一か月間更新しています。
これからも続けていくのでよろしくお願いします。
今回はこの記事について取り上げさせていただきます。
伝統的な将棋もAIの時代
皆さん、将棋はお好きですか。私は将棋の対局を見るのが好きです。プロの将棋は何手先も読んでいてい、素人の私から見てみると王手になっていないにも関わらず、少し先の手を見て自分が詰んでいることに気付くのは何度見ても感心します。
しかし、プロの棋士がAIに将棋で負けてしまっています。AIのディープランニングは人間の予測能力を超えているといえるでしょう。しかし、今回取り上げるのは、AIの技術力についてではなく、AIを用いたビジネスモデルについてです。
AIの特異点を生み出す企業
記事の中で紹介されているのは、将棋対戦アプリ「将棋ウォーズ」を運営する「HEROZ(以下ヒーローズ)」です。ヒーローズの開発したAIの「棋神Kishin」はプロ棋士を打ち破って、AIの発展の成果を見せつけたのです。
ヒーローズのビジネスモデルは、将棋ウォーズのオンライン対局サービスとAIによる手助け機能によるBtoC事業によって収益を獲得しながらも、AIの技術を提供するBtoB事業で収益を獲得しています。
さらに、収益の獲得方法にも工夫があり、サービスの利用を月額性や利用頻度に応じた使用料を取る形にしており、いわゆるサブスクリプション的な収益の獲得をしています。
記事を読んで
私が気になったのは、サブスクリプションとAIの愛用が良すぎるということです。サブスクリプションは所有権は移り変わりませんが機能やサービスを定期的にお金を払うことで利用できるサービスです。
つまり、サブスクリプションを行う企業は継続的な利用をしてもらうことによって大きな利益を獲得できるとともに、安定した収益を確保できることができます。
それに対して、AIは利用することによって自己学習していくため、サブスクリプションで提供している間、自分でアップグレードしてくれます。事業者が何か更新作業を随時行わなくても、自分でグレードアップを行いその価値を高めてくれるのです。
新規事業が更なる新規事業への投資に繋がる
先日アマゾンの事例で紹介したように、事業を発展するごとにまた新たな資源の獲得することができ、更なる事業の発展につなげることができるのです。
さらに、AI自体のアップデートは自社製品のアップデートにもつながります。さらに、自社の経営判断においてもAIを活用することによって、更なる効果が得られます。
ヒーローズのように、事業の発展が掛け算をこえて進んでいくようなビジネスモデルは今の変化の時代に必要不可欠なのかもしれません。
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