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飲み水だけじゃない水問題 11/25

こんにちは。
テレビはもう不必要になってしまったのでしょうか。

今回はこの記事について取り上げさせていただきます。

水道大国日本

日本では、蛇口をひねると飲み水が流れてきます。日本のほとんどの水道から出てくる水は飲んでも害がないでしょう。しかし、それは世界的にも珍しいことで、日本が水道事業にどれだけ投資してきたかが分かります。

海外で日本人が水道水を飲むとおなかを壊すと言われています。それは、軟水と硬水の違いといった原因や浄水処理の技術の差があるからです。日本は消毒等の処理が過ぎるくらいだそうです。

国連が設定したSDGs(持続可能な開発目標)の17のゴールの6番は「安全な水とトイレを世界中に」となっています。世界中には、安全な飲み水と隔離されていて処理がしっかりしているトイレが必要とされています。

途上国に飲み水を

記事の中では、JICAの水資源グループの服部容子氏とケニアで浄水技術を提供している三菱ケミカルアクア・ソリューションズの佐原絵美氏の対談が取り上げられています。

三菱ケミカルアクア・ソリューションズは、ケニアで膜ろ過システムという浄水ぎじゅうつを導入し河川水を飲み水に変える実証事業をJICAとともに行っているそうです。日本からの監視システムも導入済です。

波及する水問題

人間には水が必要不可欠ですが、安全な水を摂取するのが叶わない地域は世界中にたくさんあります。しかし、その数は着実に減っているため、活動を促進するのが有効です。

飲み水が確保できない地域には医療が充実していないケースが多い、そのため、汚染された水を飲んで起こる下痢や食中毒は彼らにとって命を脅かす村税となっているのです。

さらに、飲み水となっている川の水の上流では、平気で未処理の下水や廃棄物を垂れ流しにしているということがある。たった一つの水源が汚染されているという問題があります。

SDGsの6番目の目標

SDGsの「安全な水とトイレを世界中に」というように、トイレも重要です。日本は水道に次いでトイレも先進国です。世の中には女性であっても外で用を足さなければならない地域が存在します。

外での排泄は、環境汚染や衛生上の問題につながります。下水が整備されていないために排泄物を川に流すとまたもや下流の水質に影響します。また、排泄時に犯罪に巻き込まれるなど様々に関与しています。

途上国の水を整備する中で、飲み水にフォーカスされがちですが、上水だけでなく、下水やトイレの管理も重要となるのです。SDGsはそれらの観点も考慮されています。

現状を知り広める

こういった、世界の水事情を知り、広めることはその問題の解決につながることだと思っています。また、世の中の物事は関連し合っているのでこの問題は他人ごとではないことを意識しましょう。

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