息抜き
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息抜き

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ちょっと疲れたので、本でも手に取る。どうも気持ちに余裕がない。

今日は長めに時間をとって4冊。


40年前に見えていた「常識」。

 現代は、情報社会だという。しかし情報は、受け取る側にその意志がなければ伝達は不可能である。この前提を無視した上で、その社会に情報を氾濫させ、取捨選択を各人の自由にまかせれば、人びとは違和感を感じない情報だけを抜き出してそれに耳を傾け、他は拒否するという結果になる。それは結局、その人の感触の確かさを一方的に裏づける作用しか無いから、情報が氾濫すればするほど、逆に、人びとは自己の感触を絶対化していく。

山本七平 「常識」の研究


日本人であることと考えることと。

 たまたま日本に生まれた人は、意識するしないにかかわらず、日本固有の風景や言葉、あるいは蓄積された文化の力を借りている。そういう意味で、思考の生起する舞台は、たぶんに「個人」の外まで広がっている。
 数学を支える認知過程もまた個人の肉体、あるいは脳の中に閉じるものではない。岡はそのことを深く自覚していたからこそ、「日本」に拘り続けたのだ。

森田真生 編 数学する人生


学ぶこととは。

 小惑星へ長旅をして満身創痍で帰ってきた「はやぶさ」のように、科学の世界はいつも「けが」をしながら少しずつ前へ進んでいきます。
一方、「こんなことを調べて一体何の役に立つんだ?」と疑問に思われた方もいると思いますが、いつもこのように答えています。「日本を豊かにするためです」と。「豊か」という言葉は、経済的な意味もありますが、心、精神、文化の豊かさも含んでいます。

村山斉 宇宙は何でできているのか


わくわくすること。

「科学者がジーパンばっかりって、ありえない」
「それにね、会場の人たち、みーんなリュック持ってたよね。まるで小学校の遠足みたい」
でもね、私は密かに思った。科学者は毎日、冒険に出かけてるんだ。誰も知らない真理を求めて、リュックを背負って。

橋本幸士 超ひも理論をパパに習ってみた





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年齢:ある 性格:ある 特技:ない  魅力的な文章があるのを発見して、noteにひっかかってしまった。noteの限界集落でひっそり暮らしています。