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私の脳内情報処理の仕組み

 どうやら、私の脳内情報処理の仕組みは、他の人とはちょっと違うようだ。

 毎回それを感じるのが、会議の場。
 何時間にわたって会議が続けらても、皆は平然として、普通に発言を聞いてメモを取ったり、発言したり出来ているようだが、私はそれが出来ない。
 様々な意見が飛び散る中、発せられた情報に追い付けず、消化出来ずで、パンクしそうになる。

 

 多分他の人は完璧に全ての情報受け止めるのではなく、必要に応じて適度に内容を流して聞いているのだと思う。
 が、私の場合、情報をどう選定して良いか分からない為、耳に入った情報は片っ端からどんどんどんどん脳内に蓄積されていく。

 

 なので会議が長丁場になると、頭がとても重くなる。
 耳鳴りと吐き気に襲われる。
 そして途中から、脳が働かなくなってくるのだ。

 

 集中力というものがスーッと頭から抜けていく感じ。
 しまいにはフリーズし、何も入って来なくなる。

 

 皆が言っていることが段々と理解出来なくなり、甚だしくは、自分が何を話しているのかも分からなくなってくる。
 嗚呼、もう訳が分からない。

 


 だから、長い会議の後は、これ以上仕事が出来ない。
 こっそりお手洗いで耳をふさぎ、目をつぶり、しばらく自分を全ての情報からシャットするようにしている。
 このまましばらく落ち着いて、脳を冷却させる。
 でないと、これ以上の情報を受け付けられないのだ。

 


 そんな私が、脳内情報を効果良く消化する方法が一つある。
 「睡眠」だ。

 

 夜の就寝時間はもちろん、昼休み時も昼寝をし、退勤後会社から帰ってもすぐ、軽く睡眠をとるようにしている。
 どんなに忙しくても、食事がとれなくても、寝る時間だけは出来る限り削らない。

 

 ちなみに、私は寝る度に夢をみる。
 疲れていればいる程、大混乱の夢が出てくるが、


これは情報が順調に整理されている証拠だ。

 

 どうも夢とは、脳内の記憶処理の過程で発生したもので、


寝ている間に脳がせっせと保存されたデータを
きれいにまとめてくれているらしい。

 

 夢をみるのは睡眠が浅く、良く休めてないからだと言われているが、私にとってはしっかりと夢をみた後の方が、疲れが取れてスッキリする。


 情報を整理する程度の睡眠は長くなくても良い。
 15分ぐらいで十分だ。

 

 一時間おきに一回、15分眠れることが出来れば一番良いのだが、職場ではそれが出来ないので、代わりに3分程度、目を閉じて簡単に一息つくようにしている。

 

 そういえば、発達障害の社員の為に、仮眠ルームを設置した会社があるという噂を聞いた。

 

 わが社にもあってくれないかと切実に思うこの頃である。

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