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自分なりの”高輪ゲートウェイ駅”の魅力

実際に行ってみて感動したこと

 スタバでテラス席が人気だったり、電車が通らない構内(2,3階。1階のみ電車は通っている)で長い時間のんびり座っていたり、ピアノを弾いている人がいた。その駅自体が居心地がいいから居座る人が多いと思う。自分自身もピアノの写真を帰る前に撮るためにPretenderが流れるピアノの近くでのんびり聞いていた。通りすがりの人が立ち止まってピアノを聞いていたり、ピアノ演奏後には時々拍手があがる。ピアノの周りに温かいコミュニティが出来ており、駅ではなかなか見られない光景。ピアノの設置と駅自体の居心地の良さがピアノの周りに人を集めているのではないかと思った。
 自分の最寄り駅とかは、”the 電車を乗り降りするための場所”って感じ、機械的な感じで、長時間居座るような人は自分を含め、中々いないと思うから、その点においても高輪ゲートウェイ駅はすごいなって思った。
 遅い時間まで居座ると、駅内がライトアップされる。このライトアップのされ方に対しても感動を覚えた。建物内の明るさだけを求めていたら、大きい照明、光の強い照明をつけまくって空間を明るくすることもできるがこの空間はそうではない。明暗差が作られている。人が座るようなベンチは比較的暗く、通路は端からほんのり照らされている。これは自分の考察になるのだが、ベンチ側を暗くしているのは人の心を落ち着かせるため、通路はどうしても明るさが必要なためという背景があるのではないかと思う。木の端を明るくし、中心に向かってグラデーションのように暗くなっていくような照らし方は私に木の温かみを感じさせてくれる。木という材料の良さが生かされているなって思った。
 他にも屋根の膜構造によって空間が開放的、また、ガラス張りや天井から陽の光が入ってくるので外との一体感が感じられた。多分、天気によって明るさが変わってくるのではないかと思う。
 将来高輪ゲートウェイシティが出来たら、駅構内も街に溶け込むんだろうなあと思った。
 ここまで読んでくださった読者の皆さんにもぜひ一度、高輪ゲートウェイ駅に足を運んでみていただきたい!!


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