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noteMap Googleまたもや申請却下⑦


初めに

Chrome Web Storeへの登録申請、またもや9.20に却下されました。
再申請の翌日とスピーディな返事でした。


こんな返事が届いた

前回は「誤解です、ご理解ください」と回答しました。
相手はこの分野はプロであり、毎日多くの申請を見ています。
一方、こちらは初めての申請です。
「今回も同じ対応ではダメだ、何か別の対応しよう」が直感です。

再度の申請拒否にどのように対応する?

権限が必要なのは、noteのページのタイトルをマップに渡すためです。
地図を見るにあたって、記事のタイトルを地図上に表示したいからです。
以下の対応を考えました。

プロキシサーバーを使う

記事をnoteのサーバーから読むのではなく、プロキシサーバーに読み込んで、プロキシサーバーから読むという方法です。
自分のサーバーなら権限は要らないだろうという考え方です。

この方法だとプロキシサーバーを当方で用意しなくてはいけません。
今の安価なサーバを高価なサーバに変更しなくては対応できません。
この作業のために勉強しても、次の活用の機会はあるとは思えません。
ここまでしてやる対応ではありません。

プロキシサーバーとは

タイトルを読む方法を変える(host_permissions)

タイトルを読む方法を変えてみます。
裏で動くService Workerでnoteが動作するタブを取得します。
Popupから機能間通信でそのタブを受け取るのです。
activeTab権限に変わってhost_permission権限が必要になります。
別の権限に変えただけです。

Service Workerでタブ情報を知る
機能間通信でタブurlを受け取ってタイトルを読む

安易な対応

技術的とは言えない方法も検討しました。
・activeTab権限がどうしても必要だと主張する
 前と同じ主張であり、認められそうにありません。
・地図上へのタイトルの表示を諦める。
 サービス性は劣りますが、現実的かもしれません。

実際の対応方法

プロキシサーバー法は新技術と資金が必要だとわかり、早々に諦めました。
そのために今から新たな技術取得では本末転倒です。
後期高齢者にとっては人生の残り時間も考えなくてはなりません。

タイトルを読む方法を変えることで必要な権限を変える方法を試してみるとうまく動きました。
別の権限に変えただけですが、権限の範囲がnote.comだけに狭くなります。
これで許可されるかどうかわかりませんが、次のように返事しました。

Hello Chrome Web Store Developer Support,

Thank you for your review and guidance. I have made the necessary changes to ensure compliance with the Developer Program policies.

Item name: Connect note & Map
Item ID: ……26桁のID………
Version: 0.38

Changes Made:Removed activeTab permission: As per your instructions, I have removed the activeTab permission from the manifest file.
Added host_permissions: To comply with the policies and ensure the extension functions correctly, I have added the necessary host_permissions for the domains accessed by the extension.

このように答えた
数分でこのようなメールが届いた

再登録作業

返信したとおりのパッケージを送る必要があります。

現在はこのような状態です。

プログラムとマニフェストを修正し、パッケージとして登録しました。

新しいパッケージを登録します

新たな方法では別の権限が必要になり、その説明がないから説明せよとの警告です。

新たな権限が必要なため、また説明を求められた


送信できるようになりました


送信しました


1日掛かりでした

まとめ

再々申請して、Chrome Web Storeスタッフの立場が少しわかってきました。
問題が起きないように、少しでも問題の芽を減らしておきたいのでしょう。
彼らはサービスのインフラ部分を守るプロ意識と知識を持っています。
簡単な反論では許してくれません。
彼らが要求する難題に誠心誠意応えることが安全性を高めるのでしょう。
ユーザーを危険から遠ざけ、このようなシステムを発展させるのでしょう。
そう信じて対策を行っています。


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