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◯◯が高い人が集まったチームは最高!

最高のチーム、誰もが働きたい環境ですよね。
どんなチームメンバーがいると、最高のチームになるのか、考えてみたいと思います。

とあるIT企業の営業Aチーム、
チームメンバーの特徴は、
・周りの人とよい関係を築くことができる
・失敗を恐れずチャレンジングすることができる
・出来事への適応力が高い

一方、営業Bチームのメンバーは、
・自分の価値や能力を過小評価し、自分を否定的に捉えがち
・失敗を恐れ、挑戦を避けてしまう傾向がある
・困難に直面すると、すぐに諦めてしまい、自分を責めてしまうことも
こんなメンバーがちらほら。

Aチームは、ポジティブで積極的、コミュニケーションも活発、
新しいことにも挑戦し、困難にあっても、協力しながら乗り越えていきます。
一方、Bチームは、自信がなさそうなメンバーたちを、周りがなんとかカバーしながらやっている。新しいことに消極的、困難にあうと進まなくなる。リーダーにも相当な負担がかかっていそうです。

2つのチーム、違いがあるのは明らかです。
チームメンバーの、どんな感覚が違っているのでしょうか。
Aチームの特徴を持つ人は、あることが高いと言われています。

それは、自己肯定感です。
Aチームのメンバーの自己肯定感は高く、
Bチームのメンバーの自己肯定感は低め。

自己肯定感は、
自分の存在や価値を認め、自分を大切に思う気持ちのことです。

自己肯定感が高い人は、自分の良い面も悪い面も受け入れ、自分をありのままに愛することができます。どんな自分も自分は自分だよな、という感覚。

一方、自己肯定感が低い人は、自分の良い面を認められず、悪い面ばかりに目を向けてしまいます。ありのままの自分ではダメなんだ、という感覚を持っています。

わたしたちは、自分を受け入れられる分だけ、他者を受け入れることができます。

したがって、自己肯定感が高い人は、人に対する許容範囲が広く、良好な人間関係を築くことができます。自己肯定感が高いほど心が安定しているので、悩んだり、落ち込んだり、挫折したりすることはありますが、そこから立ち直る力が高いです。逆境にも強いといえます。

さらに、自己肯定感が高い人は、出来事を前向きに受け入れる力が高いので、自分の置かれた状況に、柔軟に対応するしなやかさを持っています。

わたしたちは、失敗する自分、傷つく自分、がっかりする自分、どんな自分でも変わらず受け入れてもらった時、最も自己肯定感が高まります。

逆に、ダメな自分では受け入れられていない、と感じるとき、本来持っている自己肯定感がゆらぎます。そして、それが続くと自己肯定感は下がっていきます。

甲子園で優勝した、慶応高校の森林監督は、選手に接する心得として、
「任せて、信じ、待ち、許す」
があるのだそうです。
最後の「許す」ということがあるからこそ、選手は、どんな自分でも、
受け入れられるんだと、自己肯定感を高く保つことができるのですね。

自己肯定感を、高めあえるようなチームでありたいですね。


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