ひらめき☆マンガ教室 第6期 (最終課題・「第6回 ゲンロン ひらめき☆マンガ大賞」 ネーム・感想)

まずひらめき☆マンガ教室とは?

ゲンロン ひらめき☆マンガ教室(以下、ひらめき☆マンガ教室)は、株式会社ゲンロンが主催するスクール講座のひとつです。

(ひらめき☆マンガ+「ゲンロン ひらめき☆マンガ教室とは」より引用)

ぼくはそんな「ひらめき☆マンガ教室」のマンガに色々と感想を言う人という形で参加させてもらっている人です。

Twitter(X)で色々と感想を書いていたのだけど、ぼくがやりたい事ではなくなってきたという感じがしていて、タイムラインのあの感じというか、Xになってからの雰囲気とか、そもそもインターネットってあんな感じだっけ、とかなんかわかんないけど。→2024/02/06 これは本心なのか?ほんとなのか?勢い任せに言っていた気がする。逃げ癖。もう一度立ち直ろう。

今後はこちらnoteでじっくり、こつこつ、のほほんと感想を言っていきたいと思います。

では、ひらめき☆マンガ教室 第6期 「第6回 ゲンロン ひらめき☆マンガ大賞」ネームの感想です!



1 『日本とドイツのモノレール乗り比べてみた』 はやしなおと

主人公の行動力が感じられて良かったです。ガイドブックを読んでいるような、コラムを読んでいるような、足取りを感じました。


2『姉は人魚姫、40歳。』中山墾

スッキリと気持ちが晴れたような読後感が良かったです。年齢を言い訳にしてしまいがちな人に共感してもらえるようなマンガだなと思いました。そんなアラフォーのぼくです。


3 『聖夜の女』 明青りんご

韓流ドラマのような偶然の出会いがロマンチックで良かったです。偶然が重なって、2人が少し軽く前向きになっているのが、じんわりと良かったです。面白かったです。


4 『子育てがしやすい街』 ヤギワタル

非常に重いテーマに挑戦しているなと思いました。大きな出来事が起きると不安の連鎖が止まらなくなってしまう怖さを感じて、考えすぎじゃないかな…という感じからどんどんと笑えなくなってくるのが、顔が引きつってくるのが興味深く、ひきこまれました。良かったです。


5 『プリンセスを探して』 ひむか

最近ぼくは性別とかじゃなく、たくましく生きている人が好きなんだと思うようになってきていて、このマンガの主人公はたくましくなろうとしている途中で、周りからなんと言われても、わたしは嫌なのだと、しょうがないだろう…と、そう自分を俯瞰的に言えるのがたくましい人なんだなと思いました。良かったです。


6 『パティスリー・ヨシダ』 山岡兄弟

サイコサスペンスな読み味が良かったです。サイコホラーなエログロ感も良かった。ぼく的には2000年代の単館系の映画(具体的にはジャン=ピエール・ジュネ)のような、おしゃれ&シュール映画っぽさがあって非常に良かったです。今までの山岡兄弟さんのマンガで一番面白かったです。


7 『オタクに優しいギャルの兄ちゃん』 やながわけんじ

このマンガを読んで、俺妹(俺の妹が…)を思い出してしまいました。個人的俺妹の消化不良な感じがラスト「キモい」の一言でスッキリしました。ぼくはしっかりと「キモい」と突き放して言って欲しかったんだなと「キモ〜い」とか記号的な言葉ではなく。そう言う訳でぼく的にはスッキリとした読後感が非常に良かったです。


8 『志摩先生とうるるちゃん』 形井中へい

外部というか転校生的な、やる気、気合いの入っている人が突然とやって来て、やる気がどんどんと伝染していって、最終的には先生にまで伝染、伝播していく。時代は変わっても何かをやりたいという気持ちが伝わっていってしまうのは普遍的で変わらないのだなと思いました。前向きで非常に良かったです。


9 『男にしたげる。』 ぼんち。

蠱惑(こわく)、ヤンデレ感が良かったです。相手に対して(読者に対しても)忘れさせてあげないように徹底的な気配りが良かったです。恋人という幻想を2人で追いかけているかのような、ちょっとサイコホラーめいた感じ良かったです。


10 『痴話喧嘩無敗伝説』 大須賀健

ラップバトルみたいな感じに読めて楽しかったです。フリースタイルダンジョン的な感じ。結構男性側が姑息な手段でバトルしている感じが、情けない感じというか、可愛げがあって、微笑ましくて、面白かったです。


11 『全ての文士は娼婦である』 藍銅ツバメ

元カレ3人との、めんどうだけども、少しハーレムのような、けんかをやめて私のために争わないで的な、フランスの恋愛映画のようなウィットに富んだよう小気味良い、洒落た感じが読んでいて楽しかったです。大豆田とわ子と三人の元夫を思い出しながら読みました。


12 『なかなかキスしないカップル』 高槻晃太

甘酸っぱい感じが良かったです。緊張感が少しほぐれるような、肩の力が抜けたような、抜けるようなそんな感じがあって良かったです。今までの高槻晃太さんのマンガで一番良かったです。


13 『怪物』 あい乙いなびこ

なろう系マンガ、なろう系アニメの導入の感じがして良いと思いました。ここからどんどんと着想が、ストーリーが繋がっていくと面白そうだなと思いました。


14 『小食二郎訪問 ~環七一之江店~』 くまのぶ

二郎って大盛りじゃなくてもいいんですね、知らなかったです。かわいらしい絵柄と二郎系という組み合わせがギャップがあって良いと思いました。ぼくの家の近くには二郎系がないので、家二郎にこだわってみようかなと思っていたところだったので、このマンガを参考に作ってみようかなと思いました。



以上、ひらめき☆マンガ教室 第6期 「第6回 ゲンロン ひらめき☆マンガ大賞」ネームの感想でした!

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