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コラム 隔世の感を回想する

 今あるある、は当然。しかし、あの頃ーぼくが小学生の頃、戦争が終わって5年、昭和25年前後ーには考えもつかなかったモノを列挙してみましょう。

炊飯器  洗濯機  テレビ  掃除機  レンジ 
エアコン 温水器 換気扇  
スマホ  パソコン  インターネット
車 
サッシ
デジタル時計 LED
ティッシュ キッチンペーパー 洗剤 スポンジ
ウオッシュレット
ペットボトル
ジーンズ スニーカー
コンビニ ファミレス ファストフード ドラッグストア 100円ショップ
宅配便
自動販売機 ATM バーコード カード(買い物 金融機関 病院など)
ゲーム アニメ
飛行機や高速道で移動する
江戸時代といえば「士農工商」と教わったのに、その記述が教科書から消えたこと
健康保険 介護施設
母の日 バレンタイン ハロウィン 恵方巻き
8%(1974年 郵便貯金定額3年以上の利率)
消費税
気候変動
いじめ 差別 格差 

 あげだしたらきりがありません。そのくらい、世の中も、生活の仕方も変わったといえます。
 若い人が聞くと「よく、これで生きていたな」という感じでしょうが、これらの物がなくても、ごく普通に、結構楽しく、毎日を送っていました。
 こういう話題は、居酒屋で友人たちと飲むときにいいです。ただし、年齢が、まあ大方重なっている人、つまらない話題だと思っても付き合ってくれる人に限ります。
 そんなある時、ある友人が、すかさず「田植え機」って言ったのです。その友人の家は農家だったそうで、まず「田植え機」が頭に浮かんだそうです。機械が届いたとき、一家で迎えたとか。その情景が目に見えるようです。
 なるほど、なるほど、と納得でした。
 時代を経て、現在と何十年か前との、物や事の違いは無数にあるのですが、それぞれの人のそれぞれをたどると、その人の歩んで来た道が照らし出される、ってことが分かりました。

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