[思春期早発症] 保護者の会の運営を開始-お先に思春期ランナーズ🏃♀️応援隊
みなさんこんにちは。
私たちの活動にいつもご関心を寄せてくださる方、そして今回初めて “思春期早発症”というキーワードで辿り着いてくださった皆様も、お立ち寄りくださりありがとうございます。
今日は一つ、提案です。
私はここしばらく、思春期早発症について保護者や当事者同士が現状や情報を共有したり話し合える、そんな場所の必要性を感じてきました。この度、既存のネットワークを活用して試験的にその運営を開始する運びとなりました。
ご関心がおありの方がおられましたら、まずはお気軽にご参加ください。
漠然とした不安が、少しでも安心に変わるように。
そんな思いでこの会を運営したいと思っています。皆様のネットワークづくりの一助となれば幸いです。
[思春期早発症] 保護者の戸惑いに共感して
我が子の思春期早発症の診断を受けて
私はこれまで主に私自身と子供たちが当事者である高IQ、ギフテッド、発達障害、場面緘黙に関する情報発信を行ってきました。
それらに加え、2022年には当時11歳だった息子が思春期早発症の診断を受けて治療を開始したことを受け、発信の一端としてその経緯にも触れてきた通りです。
当サイトの運営上、私は日々たくさんのお尋ねや世間話などでご連絡ををいただきます。その中にはお子様の思春期早発症に関するお問合せをいたただく機会も多いです。そしてその数は、ここ数年でだんだんと増えてきているようにも肌感覚で感じています。
戸惑う保護者の思いに寄り添い、同じ経験をした人の生の声を届けたい
お問い合わせをいただく保護者の皆様に、最もよく認められるのは“戸惑い”です。
男の子で、成人時点の身長が155cmには届かないだろうと言われた。
女の子で、成人時点で140cm前後という予測身長を伝えられた。
本当に、私もかつて全く同じ戸惑いを経験をしました。
我が子が同級生よりも早い時期からぐんぐんと身長が伸びだして、言い表せない違和感はあれども「そんなものかしら?」「大きくなるのかな?」なんて思っていたのに、
心の発達よりずいぶんお先に、体だけが周囲と異なるペースでどんどん変わり、そうこうするうち医師からその身長の伸びももう間も無くとまってしまうと聞いた保護者の気持ちは本当に、いかばかりかと思います。
私もまさにそうでした。
息子の思春期早発症を知った時には驚いたし、どうしたらいいか、手立てはあるのか、当人である息子はこれをどう受け止めるのか、私もひどく混乱したし戸惑いました。
多くのケースでその症状は、生命に関わるものではありません。たとえ人より随分小柄であれども健康に育ち幸せになってくれれば良いという親の願いはもちろんそれはそうなのだけど、同じ戸惑いを抱える方からは、
医療機関の情報をはじめ治療効果や副作用、当人がある程度の年齢になった時に思春期早発症とそれに伴う低身長をどう受け止めていけるのか、親にできることは何か、声かけの仕方、大人になった当人は自分の体格をどう感じていくのだろうかというお声などは、本当によく聞かせていただくところです。
[保護者の会] “お先に思春期ランナーズ” 応援隊の試験的運営へ
私自身を振り返ってみても、私がその時に知りたかったのは同じ経験を有する誰かの本音や生の声、そういうものが聞きたかったのではないかと思っています。もちろん個々に状況は様々だけど、先人の情報に基づいて、自分なりに導き出せる“何か”はきっとあったのだろうと思っています。
きっと私に連絡を下さる多くの方も、そのような思いでメールなどを下さるのだと思います。
私と1対1でも良いのだけど、より広く、当事者と保護者の戸惑いなどを共有し合える、そんな場所があったら良いと思いました。
実際に、治療の対象となるような思春期早発症の患者さんは同性同年齢の1%程度と言われ、決して少なすぎはしませんが、かといってすぐに近所で同じ経験を有する方に出会うことは難しいという割合です。
なにかと傷つくことが多い世の中で、多数派によるほんの何気ない一言が心にグッサリ刺さってしまうこともやっぱりあります。誰にでも気軽に相談したり、話すことを躊躇うケースもあるでしょう。
同じ経験をした人たちで集まれる場の必要性を感じていました。
幸いにも、当サイトでは既に基盤的に複数の思春期早発症の保護者同士の繋がりが出来ています。この既存かつ得難い保護者ネットワークを軸として活用すれば、お互いに有意義な場が作れるだろうと考えます。
このような背景から、
この度は私たちの体験とこれまでの繋がりを基盤とし、思春期早発症のお子様の親同士の情報交換、及び帰属意識と共感に基づいて話し合える場所づくりを目的として、
思春期早発症を話し合う保護者の会 ~“お先に思春期ランナーズ応援隊” (仮称)の運営(オンライン)を開始したいと思います。
今のあなたがどうか少しでも、
「自分だけではない」
「心境を分かり合える人がいた」
「少し気持ちが軽くなった」
「話を聞いてみてよかった」
と感じてもらうことができたなら、私たちも嬉しいです。
まずは不定期で、ニーズのあった時に情報交換会(Zoomを用いたオンライン形式)を開催していく予定です。
今後の開催予定、ご参加のお申し込み方法、お問合せ先等は下記の別ページにてご案内をしていく予定です。ぜひこちらへとお進みください(↓)
ご関心がおありの方がおられましたらぜひお気軽にご参加ください。今の状況、お気持ちや戸惑いをご遠慮なくお話しいただける場にしたいと思っています。
▶️ 開催予定のご案内
▶️ [第1回(プレ開催)] 2024年7月5日(金) 21:00〜21:50
対象を、当事者のお子様、保護者等のご家族、成人となられた経験者に限らせていただきます。診断の有無は問いません。もしかしてとご不安にあられる最中の方のご参加も歓迎します。
▶️ 参加お申し込み方法【個人】
オンライン情報交換会における注意事項
情報交換会はニックネームでのご参加が可能です。
互いの個人情報を取り扱うことが想定されますので、当会の録画、録音、撮影、その編集および発信は固く禁止とさせていただきます。
互いを信頼し尊重し合う会話を通して、参加者皆にとって有意義な時間となりますようご協力をお願いします。
投薬関係を含む医療的なアドバイス、最終的な選択の決断はいたしません。
不定期での開催となります。開催時期や日時にご希望がある方がおられましたら、私たちへの[お問い合わせ]またはLINE公式アカウントよりご相談ください。
▶️ 個別相談のご案内
特にお急ぎの方や私たちがお話しできる内容について1対1での個別相談をご希望される方に向けては、空き時間を利用した小枠にて承っております。下記の専用フォームよりお申し込みください。
活動継続のためのご支援をいただける方へ(任意)
▶︎ ご支援の申し込み方法【活動にご賛同いただける個人・団体向け】
思春期早発症を話し合う保護者の会(お先に思春期ランナーズ応援隊)の趣旨にご賛同をいただける方へ、ご支援とご協力をお願い申し上げます。
これまで知らなかったが自分もそうだったかもしれないという成人当事者、情報交換会に参加してみて良かったと感じてくださった方、関連団体等からのご支援を想定しています。【一口500円】から、何口でも結構です。
ご支援いただいた金額は運営費、及び多感な年齢の子供たち同士が“自分以外の当事者”に会える機会の創設のために使用させていただきたいと考えています。
1. 下記のフォームよりお申込下さい
2. お申込み後に任意のタイミングでご入金をお願いいたします。
3. ご希望の方に領収書(PDF)の発行をいたします。
いつも私たちの活動にご理解とご参加をいただきありがとうございます。これからもご指導のほど、よろしくお願いいたします。
運営スタッフの紹介:
大西なおみ(サイト運営者)
MNさん(関西在住、思春期早発症と診断された高校生の男の子のママ)
ご不明点やご要望等はお問い合わせまたはLINE公式アカウントよりご遠慮なくお知らせください。
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