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【結果発表】第9週目(10/2):『 現在ライブ活動(発表)をされている頻度はどのくらいでしょうか? 』

こんにちはKAZUNOです。2022年8月から毎週日曜日にTwitter上で音楽アマチュアアーティストの成長を支援するための市場調査アンケートを配信させて頂いております。

今回も、第9週目(10/2~10/8迄)のアンケート調査結果が集まりましたので結果をご報告いたします。

今回の回答者数は過去最多の12名の方々にご協力頂いております。
いつもご協力下さっている方々も新しくご協力下さった方々ももありがとうございます。おかげでコメント語れるほどのデータ量となりました。

また、今回は私の設問設定のミスがございまして『3ヶ月に1回以上、1ヶ月に1回未満』において穴が開いてしまいました。本当に申し訳ございません。そのため1ヶ月を基準にしまして、1回未満は全て1として受け取って頂けましたら幸いです。それではさっそく考察の方に入っていきたいと思います。

今回のKAZUNOコメント

今回はみなさんもSNSなどの告知をよく目にする方々が多いと思いますが、その中でライブ活動の頻度が多い人って、なんでそんなに頻繁に活動できているんだろう?って素朴な疑問に感じたことはないでしょうか?

また個人のアマチュアアーティストのはずなのに、東西を跨いで遠征に行ったり来たりしてライブしている姿を見ると不思議に感じたりするものだと思いますし、人によってはライバルと感じている人と比較しては焦りに感じる人もいるのではないでしょうか。

でも実際に中身はどうなんでしょうね。。。
もしかしたら理由は人それぞれなのかもしれません。

◆頻度の少ない人の様々な理由について
今回は回答としてはざっくりいうと1ヶ月に1回前後が多かったように思えます。もしかしたら、まだまだこのコロナ禍のご時世なので本職が教職員、保育士さん、介護士さん、ヘルパーさん、アパレル系のショップ店員さんなどなど、大勢のお客様を扱っているサービス業をお仕事にされながらアーティスト活動をされている人は、コロナに人一倍慎重になる必要性からライブ活動を一切見合わせているといった方々もきっといるように感じます。

その反面、1ヶ月に5回以上活動されているという人も数名いらっしゃるように、この状況下でも活発に活動できている方もいるようです。確かに最近では無観客ライブやオンライン形式でのライブイベントなどもありますので、その方々が一概にオフラインの有観客ライブばかりで活動されているわけではないのかもしれません。
1ヶ月に5回以上という数字は毎週末どこかしらでライブ活動(発表)するくらいの頻度で発表の場を設けていますといった内容になると思います。

◆頻度が多いことにおける利点について
そうなると、ライブ活動(発表)の頻度が多い人の方が有利なのか?その方がいいのか?という点が気になってくると思います。

ここからは僕の考え方としては、きっと『有利』になるように素直に感じます。その理由は『自分が演じた結果のフィードバックにおける情報量』の数が圧倒的に違うと思うからです。

それは単純に自分のパフォーマンスの良し悪しだけの話ではなく、お店の雰囲気、客層、シチュエーション、自分に似合っている楽曲のタイプなど、自分ではなかなか言葉では説明できない肌感覚な部分であったり、第三者目線で見た自分を知れる機会だったりすることも含めて様々な視点でのことを指しています。

あとたまに自分が『こういうアーティストイメージで売っていきたい!』と思っていたとしても、あまり自分を知らない人から見た印象を聞いてみるとギャップがあって驚くときがあります。

人って『自分のイメージできるものに当てはめたくなる』特性を持っていたりするのかもしれません。当てはまると安心するし、当てはまらないと不安になるみたいな感じです。僕なんかは性格上はあまり男臭い歌詞とかを好まないのですが、他人から見た印象からは『もっと革ジャン着て長渕みたいに歌った方がいい!』とか『嘉門達夫みたいな歌を歌った方が受けるはず!』とか今でも本気でよく言われます。。。

その言ってくれている人は僕のことを見た印象から本気でそう思って言ってくれているのかもしれませんのでそれはそれで有難いのですが、たまに『角野卓造とか、シュレックとかじゃねーし!』みたいな気持ちになったりするときがあります。

『聴いてくれる人を増やしたい気持ちや期待に応えたい気持ち』と『自分らしく楽しみながら音楽をやりたい気持ち』とを天秤にかけながら、その葛藤に挟まれて潰れていくアーティストって、営利目的が全面に出た場合には実は意外と『あるある話』みたいなんです。。。

嫌な人は嫌ですよね。自分は自分らしくありたいし、ありのままの自分を見て欲しいって思うのは自然なことだと思います。
もしそうだとしたら、僕はそういう変わった人というか、わかってくれる人というか、ありのままの自分の音楽を好きと思ってくれる人との出会いを自分から探しに行くしかないような気がしています。

そのような形で僕の場合はもともと2年間の間。毎月1回自由が丘でのライブに出演していたので、たまのオープンマイク出演と合わせて一番回答の多かった『1ヶ月に1~2回程度』に該当していましたが、オンライン出演をするようになってからは、ありがたいことにそこでの繋がりやお誘いも増えるようになっていき今では『1ヶ月に3~4回程度』に増えていっているというのが現状となります。あと他のアーティストの方がご出演されているライブを見る機会も増えました。

◆ライブ出演(発表)の場の回数の増やし方について
みなさんが一番気になるのはライブ出演(発表)の回数を増やしたときの『持ち出しの出演費』だと思います。
そのやり方や特徴について少しまとめてみましたのでご紹介します。

<オープンマイク>
10分~15分程度の時間枠で飛び込みで出演料(2,000円)などを出して演奏を許可されるシステム。投げ銭などもあるお店もあって出演者のレベルもバラバラ。ビギナーの方には一番お勧めかもしれません。

<ブッキングライブ>
30分程度の時間枠で演奏できる演者を複数組み合わせて出演するイベント。
お店から依頼をされるケースが多く、ノルマもあるがバックもある。
お友達やファンを一定数呼べる人には収益プラスになることも。

<企画ライブ>
自分でアーティスト仲間を呼んでライブイベントを開催する方法。
出演時間は出演者の数によって20分~30分程度で調整となるイメージ。
お店によっては出演者同士でノルマをシェアするで出演ハードルを下げやすくできるとともに、オンラインでの有料配信などと掛け合わせることによっては収益プラスの効果を出しやすいかもしれません。
その変わりリスクも高く、信頼のある仲間や調整スキルが必要となります。

<路上ライブ>
活動コストをかけずに無料で活動する方法としては一番手軽でカジュアルな方法。路上なので基本無料ですが、基本多くの地域では違法でもあります。
地域によっては許可している地域もあるので、そこでの活動ルールなども含めて知っておくとよいと思います。
またエリアによっては宣伝効果として幅の違いには差があると思います。

<オンラインイベント>
無料で活動できるもうひとつの方法。演者としての登録をしてイベント出演にエントリーをして本人映像動画を準備して出演する形式。
事前に演奏したものを動画で提出しても大丈夫。
既に出演用の動画を持っている人や環境が整っている人には全国レベルの活動になるため普段出会えることのない方々との出会いも期待できます。

上記はこれまで僕のやってみた感想も踏まえて記載をしていますので是非参考にしてみてください。他にもよい方法などございましたら、是非みなさまのお知恵も共有頂けましたら嬉しいです。

まとめ
一見色々と矛盾している話をしているようではありましたが、場の経験の数って大事なのかどうなのか?についてはみなさんが置かれている環境による制約や、どういう活動されたいかにもよると僕は思います。

ただ、今回僕がみなさんにお伝えしたかったことは『コロナ禍だから活動ができない』わけでもなく『費用がないから活動できない』わけでもないのかもしれないので、まだ試したことのないもので参考になるものがありましたら是非挑戦してみて頂くのもよいのかなって思います。

でもやっぱり、どれも初めてやるときには少なからずちょっとの勇気や準備は必要になるかもしれません。ですがもしかしたら少数の飛び抜けている人たちは、それを色々な方法を駆使して実行に移されてきている人なのかもしれないと思った今日この頃でした。

この度もアーティスト成長支援のアンケート調査にご協力頂きありがとうございました。次の第10週目のアンケートも展開させて頂きましたので、引き続きご協力のほど宜しくお願いいたします。

~KAZUNO~











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