さいちゃ

06W杯でサッカーに出会い、イタリア代表が好きになり、徐々にセリエAを追い、カカを経て、11年にユベントスに流れ着いたミーハーユベンティーノ。EURO2020優勝でもう思い残すことはキエーザの(?)CL制覇だけ。

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    冴えないディバラの活かしかた Fine

     さて今回はみんな大好きディバラさんについて、自称ディバラ売却推進派の私がまとめていこうと思います。ディバラに関しては過去何度も言及してきたので内容が被っている部分が多くあると思います(というかめんどくさかったのでコピペ多用)。彼に対する自分の考えを再確認したかったので改めて書いてみる事にしました。かなり偏見が入っているので、ここは違うだろってところは是非否定してください。 ここ近年のプレースタイルの変化 ディバラの特徴を一言で表すと、オープンスペースで活きるセカンドトップ

      • 「奇跡のChampions League出場を目指して」 ユベントス22-23前半戦総括

        はじめに お久しぶりです。毎年のごとくCL開幕あたりからマッチレビューがめんどくさくなっていたさいちゃです。  さて、今回はタイトル通り、ユベントスの戦術的変化について書いていこうと思います。思っていたより長くなってしまったので、W杯中断期間中や年末年始に間に合いませんでした(やる気が出なかった)。  1章と2章はチーム作りが上手くいかず苦しんでいた9節ミラン戦まで。3・4章は連勝が始まった10節のトリノダービー以降、そして最後に今後のユベントスがどう変化していくかの予想(個

        • 22-23 ユベントス戦力分析

           夏の市場が終わり、陣容が確定たので毎年恒例の戦力分析を………いや、"各選手の個人的な評価"をしていきたいと思います。また、今回は夏の市場評価もアップしてみましたので、併せて読んでいただけると幸いです。それでは行きましょう。 22-23予想フォーメーション まずは基本システムの紹介。今季は4-3-3で行くことをアッレグリが明確に示していて、補強もそれに合わせて動いた印象が強いです。開幕前から怪我人が多発しているとはいえ、各ポジションに最低限の人員はいるため、層が薄いわけでは

          • 22-23夏の補強採点

             こんばんは、プレミアリーグばりに湯水のごとく移籍金が出せるリーグに成長してほしいと願うさいちゃです。さて、今回は夏の市場を評価していこうと思います。お金が無くセリエの全クラブが苦しむ中、ユベントスフロントはどう立ち回ったのか振り返っていきます。もちろん、移籍市場のきちんとした評価はシーズンの終わりに確定するってことだけはお忘れなく(あくまで現時点での感想だよ)。あ、移籍選手一覧をWeb上でご覧になりながら本記事を読んでください(書いてる途中で心折れました)。キエーザの買取と

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            CFの特性とチームコンセプトの相性(22-23 第4節 対スペツィア)

             ブラホ神の2試合連続FK弾により守備ブロックを崩せなくても勝ち点3のお持ち帰りに成功した第4節。ここ3シーズンのFKは壁ドンロナウドと壁ドンディバラしか選択肢がなかったので、FKから点が取れる喜びを思い出して泣きそうです。今セルの中盤以下の良かった点と悪かった点は前節とそこまで変わらなかったので触れないこととして、今回は表題通りCFの特性とチームのコンセプトの相性について書いていこうと思います。  中盤である程度ボールを動かせるようになったとはいえ、崩しのクオリティ不足で頼

            勝ち点以上の収穫と課題(22-23 第3節 対ローマ)

             最終的には両軍引き分けでヨシとしたため勝ち点1で終わったものの、前節サンプ戦と比べかなり修正が見えて好印象だった今節。内容が良かっただけに勝ち点3を持ち帰りたかったけど、好調ローマ相手だったので及第点にしておきましょう。インテルもこけてまだどのチームも抜け出せてないし(ナポリわかってるよな???)  なんでサンプより苦戦しなかったのかは、ローマのフォーメーションがユベントスに対して噛み合わせが悪すぎたのが原因。ユベントスの4バックに対して1トップ+シャドーのどちらかのプレス

            今季も課題は中盤に(22-23 第2節 対サンプドリア)

             上々の開幕戦から一転、負け戦でなんとか勝ち点1をもぎ取った第二節。昨年からの課題であるビルドアップの構造をどうにかしないと、今季もまたそうそうにスクデットから離脱することになりそう。とはいっても、今季のビルドアップ改革のキーマンであるポグバとディマリアが離脱中。今節の中盤メンバーは昨季と変わりがないので、改善してなくても仕方ないっちゃあ仕方ないといったところ。  中盤構成でいうと、全ユベンティーノが議論しているであろう「ロカッテリはアンカーかセンターハーフか問題」。ぶっちゃ

            ディマリアゲー(22-23 第1節 対サッスオーロ)

             上々すぎる開幕節となった気がする。前半に先制、中押し、後半の早い時間にダメ押しの3点目を決め、"あの"アッレグリが若手を起用できる余裕までできた。  内容としてはプレシーズン同様、組織だったボール保持や崩しのビジョンは見えないけど、守備は大きく崩されたシーンは少なかったし、負ける気配は全くなかった。今季も守備をベースに攻撃の最適解を探していくシーズンになりそう。昨季は結局最適解見つからなかったじゃんって突っこみはNGです。  選手個人に目を向けると、ディマリアの格が違いすぎ

            ユベントス夏の補強妄想記

             お久しぶりすぎです。さいちゃです。シーズン初めはやる気満々で更新頑張るけど、だんだんトーンダウンして消えていくのは最早様式美みたいな所があります。さすがにもう凝ったやつは厳しいので、今後はスマホでポチポチ思いついたまま書いていこうかなぁと思ってる次第です(全ては社会人が悪い)。今回はオフシーズン恒例、(筆者好みのチームにするための)夏の補強ポイントを妄想していきますす。 昨季振り返り まずは第二次アッレグリ政権1年目の振り返りを簡単に。まぁ率直に無冠&4位フィニッシュは褒

            (21-22 第24節)ヴラホ神と4-3ブロック

            ヴラホヴィッチ加入直後ということで、珍しくリアルタイム観戦を敢行した筆者ことさいちゃです。 アタランタがコケた今節、死んでも勝ち点3が欲しかったアッレグリが選択したのはまさかの4-3-3。しかもウイングがモラタとディバラという謎編成でした。 超劣化MSN、BBC攻撃時はビルドアップを捨て、とにかく前線のヴラホヴィッチへロングボール。ディバラがセカンド拾ってヴラホorモラタへの裏抜けカウンターというワンパターン。守備はと言うとまさかの両ウイング前残りの4-3ブロック。ディバ

            大暴れの冬季市場 -3バック導入編-

             ダイパリメイクをしっかり見送り、アルセウスに全力投資したさいちゃです。さて、私がユベントスを追い始めて以降、最も積極的に動いた気がする今回の冬季市場。獲得・放出それぞれの動きに感想を述べつつ、最適フォーメーションを妄想してニヤニヤしていきたいと思います。(ガッティは情報不足すぎるのでやめときます…) 獲得選手ヴラホヴィッチ  イグアイン以来、ついに来た念願の純センターフォワード。正直冬に来るとは思っていなかった。移籍金は高いけど、ピピータやロナウドと違って若いので、最悪

            前半戦の評価と冬季市場の展望

             お久しぶりです、さいちゃです。  11月から長期出張に入り、なかなか筆をとる時間が作れませんでした。というのは言い訳で、実際は毎年恒例の「継続性の無さ」が炸裂したことと、VALORANTにハマってしまったことが原因です。後半戦はなおさら出没機会が減ると思われます。  さて、今回は前半戦の監督・選手評価と、それを踏まえた上での冬の補強(して欲しい)選手を挙げていこうと思います。 アッレグリのいい点と悪い点 守備構築おじさん  サッリ、ピルロで完全崩壊した守備陣を再建したの

            (21-22 第13節)4-3-3しか勝たん!!!!

             イタリア代表が性懲りもなくW杯ストレートインを逃した今回の代表ウィーク。時間あるしヴィオラ戦いつでも見返せるな~と思ってたら、案の定試合当日となってしまいました。  近年スぺ体質っぷりが加速しているディバラがまたしても負傷離脱したことにより、選ばれたフォーメーションは筆者待望の”アレ”でした。 今季4-4-2の問題点 今節の布陣を語る前に、まずはこれまでの4-4-2の欠点をふりかえりましょう。 ・2トップと2センターの負担が大きい。  ずっとアッレグリの代名詞である

            データ(?)でみる「アッレグリ・ディバラ連立政権」

             ミッドウィーク開催は短期出張中が多い身にとっては辛く、ここ数試合マッチレビューが滞っている筆者こと「さいちゃ」です。  インテル相手に勝ち同等の引き分けを奪ったにも関わらず、下位相手にまさかの2連敗。スクデットわんちゃん!とか言ってたら、トップ4フィニッシュすら怪しくなってきました。ここ数試合の問題点はどっからどう見てもディバラ中心の構築にあるのですが、今季がどれだけ戦えているのかデータを並べて独自解釈していこうと思います。(拡散希望)  数字は嘘をつかないといいますが

            (21-22 第9節)塩漬けのイタリアダービー

             攻撃がままならないので塹壕を掘り続けているアッレグリユーべ。一方、こちらもクリーンシートは少ないながら攻撃力でカバーしているインザーギインテル。どちらも今季就任したばかりではあるが、コンテの3-5-2をそのまま引き継げるインザーギのほうが多少はやりやすいか。まずはトップ4を目指すユベントスにとって、勝ち点3差のインテルは勝てずとも絶対に離されたくない相手。実際にアッレグリは「引き分け上等」の5-3-2でミラーゲームを仕掛けました。 5-3-2で良さを潰す 今まで十分堅守だ

            (21-22 第8節)今季のこれまでとこれから

             試合のレビューは鮮度が命。とは頭では分かっていても、ダラダラしてたらイタリアダービーを迎えてしまいました(寒さのせいだな)。時間が空きすぎてしまったので今回はテイストを変えて、今季の布陣をおさらいしつつ、個人的に気なっていることでも挙げていこうと思います。 圧倒的4-4-2 今季はなんといっても4-4-2の守備陣形。序盤はまだ戦術が落とし込めておらず、ゴラッソ被弾などで失点を続けていました。ディバラ負傷を機に守備に全振りし始めたころから戦績が安定。今節はキエッロの謎ドリブ