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「IT界の先導者」「マイクロソフト、Googleを歩いてた及川卓也の素顔」 | グローバルプロダクト開発経験者へのインタビュー 1/4

この記事はGHOVCのYouTubeチャンネル「IT界の先導者」「マイクロソフト、Googleを歩いてた及川卓也の素顔」 | グローバルプロダクト開発経験者へのインタビュー」を元に作成しています。


| Speaker

及川 卓也 :GHOVC Founding Partner DEC・Microsoft・Googleなどでのグローバルなプロダクト開発/スタートアップから大企業までのプロダクトマネジメントや開発組織づくりの支援 /TablyのFounder。ITプロダクト開発エクスパート
安永謙:GHOVC Founder/Managing Partner / アメリカにてVCを共同創業・海外投資家から資金調達 元INCJベンチャー投資のManaging Director 内閣府・文科省・経産省のStart-up関連委員を歴任

及川卓也氏の現在の活動

安永謙(以下:安永):皆さん、こんにちは、グローバルハンズオンVCの安永と申します。今日はですね、グローバルハンズオンVC、GHOVCと呼んでますけども、GHOVCビデオブログ第2弾ということで、弊社のファンディングパートナーである及川卓也さんにお越しいただきました。及川さん、今日はよろしくお願いします。

まずは多分、及川さんのことはきっと知っている人も多いかなと思うんですけども、一応自己紹介をお願いできますか。

及川卓也(以下:及川):及川卓也といいます。

グローバルハンズオンVCをGHOVCのファンディングパートナーとして最初から参加させていただいております。それ以外に私自身の会社Tablyという会社を持っておりまして、この会社はスタートアップから大規模行までさまざまな規模の会社に対してITを用いた事業開発プロダクト開発、これを支援するようなことを仕事としております。

具体的には、伴走という形でプロダクト開発事業開発をするようなチームにまさしく伴走し、手助けしていく色んな形でアドバイスを行っていくということをしたり、もしくは研修という形で人材育成を行わせていただいたりですとか、あとはプロダクト開発組織の立ち上げということで、その組織の戦略立案とあとその実施というところをお手伝いしたり、さまざまな形のお手伝いをさせていただいております。

それ以外にも幾つかの会社のFellowという形であったり、顧問であったり、アドバイザリーという形でのお手伝いもさせていただいているというそんな人間でございます。

及川卓也氏のキャリア

安永:実は元々二人は高校の時の同級生でありまして、久しぶりに今回会って、またGHOVC一緒にやろうっていう感じでやってるんですけども、それまでのバックグラウンドに関しても教えてもらえますか。

及川:IT業界がITって言われるような前コンピューター業界とかって言われている時から、技術者としてキャリアをスタートした人間でございます。元々はDECという外資系のコンピューター企業にソフトウェアエンジニアとして入社して、それがキャリアスタートになります。

当時IBMに次ぐ世界第2のコンピュータメーカーだったんですけれども私自身もPCを専門とするようになり、その縁もあって、当時Microsoftが本格的なエンタープライズ版のWindowsを作るというプロジェクトに米国本社で行われたんですけれども、そこに日本人として出向で参加するようになり、幸運にもそういった優秀なエンジニアに囲まれて製品開発をするという機会を得ました。

どうせなら、やはりMicrosoft本体に入って中の人としてWindowsを担当したいということもあり、Microsoftに転職したという形です。その後、イノベーションのレイヤーが変わったなという風に感じ、インターネットWEBの方をもっとやりたいということで。

Microsoftを辞め、Googleに転職し、Googleでウェブ検索やあとは最後の方はChromeとかChromeOS, Chromebookこういった製品の開発を担当したというようなキャリア。その後、スタートアップを経て独立し、先ほどお話したような形で自分の会社を持っておりますし、後は幾つかの会社の役職も持っております。

Microsoft、Googleでのプロジェクト

安永:結構我々が使っているPC環境とかの中で、及川さんが作ったというかプロジェクトをリードしたそんな機能があるんですよね。

及川:そうですね。今、Windowsで使われてる機能だいぶ変わっちゃってはいるんですけれども、その設計をしたリモートデスクトップっていうものもそうですし、ChromeOSというところは構想から会った時にフォント表示をどうするかであったり、あとChromebookの日本語版キーボードのレイアウトの設計って私がしてたのでそんなこともやったり、幾つか皆さん使っているやつも私が関わったやつがあるかなというふうに思いますね。

安永:僕らは投資先を選定する時に、企業の調査の一環として、いわゆるエンジニアの方々にそのスタートアップのエンジニアの方々のインタビューを彼中心にやってもらったりしてるんですけども、いわゆるエンジニアの人がいや、及川さんお会いしたかったんです。いや、本読みましたよとか。何でそんなに人気なんですか。

及川:一つはやっぱりさっき言ったMicrosoftとかGoogleという立場で。でも日本法人に私はいたんですよ。開発中のWindowsで新しく搭載されたAPIとかあるんですけれども、それを日本の会社に使ってもらわなきゃいけないんで、そういった開発者啓蒙の活動っていうのを積極的にしていたんです。

なので、日本語の公式情報を発信する責任者みたいな形のことをMicrosoftでもやっていましたし、Googleの時にも日本の開発者向けの結構大きめのイベントGoogle Developer Dayとかなんですね。もう終わったんですけれども、そこまでずっとキーノートスピーカーを務めさせていただいてたりしたので、結構いろんな方々に名前を知っていただいているっていうのがあるのかなと思います。

安永:なるほどね。あとは僕がこう彼を見ていて、すごい思うのはきちんと整理整頓をして僕の頭をまとめてくれて、次のアクションを作ってくれるっていう能力もすごいあるなと思っていて。次回はですね、いわゆる日本のエンジニアの方々を対象に、及川から学べるところ、どんなところがあるか、その辺をちょっと次回はまた深掘りして聞いていきたいと思います。

この記事はGHOVCのYouTubeチャンネル「IT界の先導者」「マイクロソフト、Googleを歩いてた及川卓也の素顔」 | グローバルプロダクト開発経験者へのインタビュー」を元に作成しています。



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及川卓也プロフィール:https://www.ghovc.com/team
及川卓也X:https://twitter.com/takoratta

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安永謙X:https://twitter.com/ken_yasunaga



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