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半歩未来をカタチにする活動2021年の夏

えー、大雨続きで甲子園も順延順延で大会運営がかなり大変そうですが、運営側も選手側も、そして阪神園芸のスタッフのみなさんも本当におつかれさまです。GG(仮)です。

今回は、2ケ月前にリリースしました【Uh-huhβ版】に引き続き、今度はどんな半歩未来をカタチにしていこっか、というGG(仮)の活動の模様について、ご紹介していこうと思います。

昨年の開発活動に際しては、SFプロトタイピピングの手法を取り入れて、タイムマシーンのタイマーを同じ年月にセットして各自が妄想小説を持ち寄り、その中に散らばっている半歩未来の妄想をピックアップしていってアイデアTIPSを同一フォーマットに片っ端から並べていって絞り込んでいったわけですが、今年は同じSFプロトタイピングでも良し、ずっと懐に温めておいたアイデアを発散するでも良し、とにかくこんなもの作ってみたいってモノを吐き出すでも良し、割とフリーフォーマットで“広げる”作業をしています。

GG(仮)メンバーの頭の中にある妄想やアイデアの破片をテーブルの上に並べていくと(リモート会議ではありますが)、自分たちを含め人々の中に潜む「あったらいいな」を言語化・見える化するパズルのように感じます。それらを生体センシング、感情分析、画像認識、量子アニーリング、その他さまざまな既存技術を活かしながらカタチにしていくための試行錯誤のフィジビリ議論を被せていく。そして、「それ、できそうじゃないっスか?」「それさ、提案として〇〇に持ち込もうよ!」そんな会話がグルグル回っていくわけです。Uh-huhの「おぉ~」とか「うんうん」とかの音声とともに。やっぱり、こういう妄想会議ってめちゃくちゃ楽しい!

ここ数回にわたるアイデア会議の中で、幾度となく引き合いに出てくるのが、2009年にフォルクス・ワーゲンが仕掛けた『The Fun Theory』です。「Fun=楽しさ」が行動を変えるアイデアとして、もう10年以上前の事例にはなりますが、やはりこの世相を捉えた課題設定のし方と普遍的なキーインサイトの拾い方、そこへのアイデアの当て方はとっても秀逸だなぁーと。

GG(仮)のチームとしてのアウトプットのトーン&スタイルは、「マジメなテーマをアホらしく、アホらしいテーマをマジメに」といったカジュアル路線に軸足を置いてるのですが、そういう意味でもこのThe Fun Theoryの課題に対する解決手法はとても参考になるなと。
「そうすべき」「そうしてほしい」「そうしたほうがいい」を「そうしたい」→「それ、したい」にしちゃえるアイデアジャンプ。GG(仮)流の料理の仕方で目指したいですねー!

そんなこんなで次回のミーティングまで妄想アイデアを広げた後に、それぞれのアイデアをフォーマットに落としグルーピングして、次の半歩未来のアイデアを絞り込んで、第2弾のプロトタイブをカタチにしていこうと思っています。

また都度、活動報告していきますので、引き続きGG(仮)をよろしくお願いします。

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