イジワル
漆「美嘉…?何そんな難しい顔して…」
美嘉「みかはうゆしさんにはなせないことなんて、ないはずなの…」
漆「うん」
美嘉「だかやね、はなすのよ」
漆「うん。じゃあおいで」
ソファーで美嘉を膝に乗せる漆。
漆「で、俺に何を話したいんだ?」
美嘉「あのね、あのね、きょう…こくはくさえちゃったの」
漆「ふぅん。何て返したの?」
美嘉「ごめんなさいって」
漆「何で断ったの?」
美嘉「え?え?だってみかにはたいせつなひとがいゆかや…!」
漆「そうなんだ?へぇ」
美嘉「え?え?んー、なんで…?どうしてそんな…」
漆「大切な人って誰のこと?」
美嘉「え?んーと、え…?うゆしさんだよ?」
漆「え?そうなの?知らなかったなー」
美嘉「ふえ?うぅ…んー、んんー」
漆「冗談だよ。大切な俺が居るから断ったんだな、よしよし」
美嘉「えへへ」
漆「で、一体誰に告白されたんだ?」
美嘉「やおやのおじさん!」
漆「は?」
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