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エンジニアの松山です

今日はただのボヤキのような記事を書きます。

肩書について

日頃、自分を名乗るときには「エンジニアの松山です」とか言うことが多い。結婚するときに彼女の実家に行って挨拶したときもきっとそう名乗ったと思う。

ただ、実際のところはというと、エンジニアリングは確かに武器にはなってるんだけど、それよりもアイデアのところとか、クリエイティブと呼ばれるパートの部分とか、そういうところもできることが武器なんだと自負している。にもかかわらず、つい「エンジニアの松山です」と言ってしまう。

エンジニアを名乗る弊害

自分にはピンとこないところもあるんだが、エンジニアと名乗ると、企画について意見すると意外に思われている感じがするし、「インタラクティブな要素はないほうが表現としていいですね」とか言おうもんなら、「お前が言うな」という顔をされる。

デザインにだって口を出したいし、企画にだって口を出したい。関心があることだからすべて気になる。0→1のところだって自分は得意だと思っている。仕様通りに実装するのがエンジニアだと思われると困る。

だったらエンジニアじゃないじゃん

そうなのかもしれない。じゃなんて名乗ればいいんでしょうか。クリエイティブ・テクノロジストが近い気はする。が、違う気もする。

思い

自分の気持としては、エンジニアなんですよね。なんでかというと、もともと自分はメディアアート作品とかを作るチームに入ることが多く、アーティストと協業するエンジニアという立場であることが多かった時代があります。そうすると、世間一般の目線としては、その時生み出された作品は「アーティストの作品」であってエンジニアリングを誰が担当したかというのはあまり重要視されなかったりしてたと思ってます。実際、自分の場合はアーティストの指示通りものを作るということではなくて、意見もいっぱいするし、アイデアもたくさん出します。自分だからこその動き方を目指して、作品に対して全力で貢献します。でも、自分のことはあまり意識されないわけです。

「その状況を打破する = エンジニアである松山のことを意識させる」にはどうしたらいいのか、と考えたときにいろんな作家とのコラボをし、どれもいい作品に仕上げ、松山が関わってるものは全部いいじゃん。という事実を作りしかないと若いときに熱く思ったわけです。

エンジニアの松山です

どう言うと得をするのかという観点では、自分のやり方は損してる気がします。でも、なんとなくエンジニアの松山でいたいんだよねーと思っちゃうところがあって、でもまじで損してるんかなとか悩んでて、、今もこんな記事を書いて、みんなの意見を聞いてみたいなとか思ってるわけですが、、。

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