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【国ガチャ】日本人だが、日本に将来性を感じなくなったんだが

今回は将棋ではなく日本経済についての私見を展開します
タイトルの通りでそれまでなのだが
それではあまりにもなので
一応噛み砕いた説明を

まず株式市場であります
いつからかNISAによる
非課税投資枠がスタートしました
2014年スタートだそうです

一般NISA
一般NISAとは、2014年1月にスタートした、少額からの投資を行う方のための非課税制度です。例えば投資信託に投資した場合、「普通分配金」と売却時の「譲渡益」が非課税になります。

金融庁より

これは株式市場活性化のためおそらく、当時のアベノミクスの
政策によるものだと記憶しております

国会議事堂

たぶんですが、当初の政府の希望としては
国内株を買って欲しかったんじゃないかな? と
思っています。
GPIF(年金のお金を一時預かり、運用して少しでも増やそうとする機関)も
国内株式、国内債権(債権=借金の証書のようなもの)と結構な比率で保有しているようです
しかし実際にNISAを利用している人の買っている株式、
これは米国株を買うのがトレンドのようです
つまり
日本株には興味がない
将来性がない日本には投資したくない
それより米国や日本を除く先進国に投資したい


株取引の様子

という人たちが多いようです
中には日本株を買っている人もいるようです
ですが情報を収集しているひとほど
全世界株や米国株に投資している印象です
もちろん日本株も優秀な企業はあります
しかし少子高齢化が進行する日本の企業は
今後株を持ち続ける株主の期待に応え続けるのは
容易ではないと思います

急な倒産

日本人の日本離れは為替市場にも影響を与え始めています
ご存知円安が進行し
1ドル=135円前後の値動き(2022/07/10現在)
しかも今後
1ドル150円前後になっても市場関係者は全く驚かない
むしろ既定路線というような状況のようです

為替で損する人

これは日米の金利差によるところが大きいようですが
金融緩和(お札を刷って市場の金融商品を日銀が購入し市場に円を供給する)
を続けて円でジャブジャブになった日本経済は
相対的に海外との比較の問題で円の下落が今後も続くだろうと言われています

日銀

一昔前まで1ドル100円~110円が日本の実力と言われていましたが
もうだいぶ過去のことに思えてきます
輸入をガンガンしている日本は輸入コストの相対的上昇によって
ご存知物価が高騰しています
100円ショップがその影響をもろに受けているようです
海外の安い品物を日本で100円という定価で売る商売は
今後ますます厳しいと思います
給料があがらないなかの物価高は非常にきつい

物価高は単純に為替だけの影響だけではなく
海外がわりと好調なので原材料費などの値上がり(材料は取り合いなのです)が続いているようです
一方の日本はこの30年は実質ゼロ成長のような状態です
お金があれば海外に移住したいですけど
その余裕は筆者にはありません

せめて老後2000万円問題の解決のために投資を始める人が増え、
しかしそのお金は日本国内に投資されず
海外のそれも米国株に投資されるケースが多く
分配金(配当金のようなもの)もそのまま海外に再投資される
そういう状況なので
日本からお金がドンドン抜けていく・・・
そんな感じです
そして石油などの燃料も買い続けなければならない・・・
国債(借金)もある

親ガチャならぬ、国ガチャ沼ったような気もいたします
まあ、アメリカで生活するのも大変ではあるのですが・・・

今回はみなさんと
筆者の考えを共有したく投稿しました

細部にわたり間違っている部分もあるかと存じますが
経済の素人が書いたものとして
平にご容赦いただければ
幸いと存じます

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