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【※初期音源まとめ映像あり】ディストーションベイビーズ、HPに寄せられたお便りをご紹介!【ネガティブリアクションズ⑥】

3人組になったネガティブリアクションズ。音楽性を高めつつも狂気の炎を絶やすことは無かった。
すべての舞台を食い尽くして、世界を変えるために行動を超スピードで起こしていく。2005年の夏。

・巨大てるてる坊主の設置
・市場で購入したネギの調理と配布
・特に意味の無い時間たち


そんな(自分たちなりの)本気の表現ができた上で、好意を持ってもらえたSAMSUNG5NOW OR NEVERの2組のバンドとの出会い。

大きく人生が動きだし、彼らに感化を受けつつも、画伯ちゃんはバンドのテーマである「精神病・引きこもり・女装者」の世界の奥へ入り込むため、表面的な女装をすることで役に徹しようと考えた。

ドラムの鼻でか君の知り合いにいた、服飾の子に手伝ってもらい、巨大ロングスカートを作製してもらったところまでが前回のお話。


今回は

・初期音源をまとめたYouTube動画
・高校時代の友達バンドからの影響
・ホームページを作成をして出会った女性

について書いていく

前回までは↓↓↓


まとめマガジン↓↓↓


初期音源まとめ動画(2人時代)


今回は動画を始めに載せてみようと思う。

~概要欄より~

「へったくそだなぁ!君たち」

へっへーん。俺たちは音楽が目的じゃないもんね。
表現のために利用しているだけであって、音楽なんて

音楽なんて...

言えないよ...そんなこと...
だって、やっぱり音楽が...

好きなんだもの。

「どうも〜!ネガティブリアクションズだっ!」


ベーシスト色白くんが加入する前の"2人時代のスタジオ練習音源"。

ライブ映像の音と比べると、少し雰囲気が明るくなり、演奏もマシだと思う。笑

1曲目:アンダルシアの犬(YouTube0:00~2:24秒)

ルイス・ブニュエルの短編作品「アンダルシアの犬」に影響を受けて作った曲。
イントロ部分は映画に出てくるものを拝借。

【歌詞】

彼女の目玉をナイフでえぐる 路上に落ちてる手首をつつく
dead
アンプにまたがりお空を飛んでく 男も女も浜辺で死んだ
dead

あぁ アンダルシアの犬
2曲目:詩奈はロリータ(YouTube2:25~4:43秒)

イントロのカウントとコード進行ができたときは震えたね。
こんなテイストの曲は、まだ今も世の中に無いんじゃないかな。

【歌詞】

緑色したほうれん草に ゴマを和える
ほうれん草胡麻和えの出来上がり

おい詩奈 美味しいな
ほうれん草胡麻和え

緑色した彼女の目玉を えぐりだす
スプーンで一回転

おい詩奈 美味しいな
彼女の目玉

スプーンで1回転...
スプーンで2回転...
スプーンで3回転...

おい詩奈 美味しいな
彼女の目玉をえぐりだす
食べる俺 高笑い
あっはっはっ...

おい詩奈 おぉ詩奈
彼女の目玉
3曲目:ねずみ男爵(YouTube4:43~6:41秒)

鼻でか君の即興に、画伯ちゃんがサランラップの芯を叩き、合いの手を入れてる遊び曲。

【歌詞】

ねずみ男爵〜
あご(?)がしゃくしゃく〜
4曲目:2分前(YouTube6:42~8:29秒)

これは下記の画像ファイルで歌詞を見てみてくださいな。
ライブで1~2回しかしなかったけど、今聞いても面白い。

後半だったり曲内で、急に曲調が変化するスタイルは、ネガティブリアクションズで確立した。


当時の歌詞ファイル

大学の卒論のバックアップと共に保存されていた、歌詞データを見つけた。

画像1

当時、大学のメールアドレスから、自分のPC宛てに送っていたメールをevernoteに保存していた。偉いね。画伯ちゃん。

画像2


最初期の曲の歌詞。
そして前回紹介したダイジェスト動画↓↓↓

【ネガティブリアクションズ】2005年上半期 LIVEダイジェスト!

こちらに出てきた、「演出系PUNK」のライブ内SEの台本めいたものも保存されていた。

画像化して、noteに残しておきます。

・"演出系PUNK"のライブ内SEの台本「カシュ」

画像3


ポケットティッシュという曲と、今回貼り付けた動画に出てくる4曲目の歌詞

画像4


・確か当時のホームページ内のコーナーに載せていた文章。

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猫娘(8月17日)という曲。

画像6


物足りないな妄想か現実かという曲。

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僕たちはちょっと頭が悪いのかもしれないという曲。

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性転換という曲。

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・これも確か当時のホームページ内のコーナーに載せていた文章(さっきのを作り直したのかな?)

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・最初期のライブ一曲目にプレイしていた鬱病と、The Controllersの"White Trash Christ"という曲のカバーをして、日本語歌詞を付けたシュールレアリスムという曲。

画像11


こういった最初期の歌詞と、録音した声を流しながら舞台で動きを足す、演劇風な台本が残っていた。
自分の過去の音源をまとめているHeavyendiesのサイトに、その録音ボイスも保存しておけばよかったな〜。

どんな音声だったんだろうね!

高校時代の友達バンド

高校時代。

軽音部でクラスメイトと組んでいた"女子バレー部"というバンド
このシリーズの1番始めに書き残してある。(上記にリンク付けています)

あの頃、画伯ちゃんはドラムを叩いていた。
ギターを弾いていたのは、当時"まことちゃん"と呼ばれていた可愛らしいクラスメイト。

高校を卒業すると"ガリバー"というニックネームで活動するようになった。
(いまだに由来を教えてはくれない)

そんなガリバー君が、2005年に組んでいたバンド。

ディストーションベイビーズ


このバンドが素晴らしく良かった。

曲のコード感はネガティブリアクションズと似てるけど、虐げられたような感情の爆発とは違う、スポーティーなパンク感。

ネガティブリアクションズは舞台上で暴れて、マイクスタンドやマイクを壊して精算時に怒られていたけど、ディストーションベイビーズは高いところに登ったり、スタッフに電源を急に落とされて、静止させられるようなライブをしていた。

スポーティーにやりすぎていた。

お互いモテからは、かけ離れた活動内容だったし、雰囲気も違う。
だけど、何か惹き付け合うものがあったはず。

表現をする上で、影響を受けた根っこが一緒だったのかな。

何かある時は、ディストーションも一緒に出演できるようにお願いしたり、ライブハウスにオススメを聞かれたら彼らをプッシュしていた。

彼らからメンバーが抜けて困った時は、画伯ちゃんがベースでヘルプしたり、鼻でか君がドラムでヘルプしていた。

出会いの中で先輩しかいなかったネガティブリアクションズにとって、唯一対等で、かつ尊敬もしている存在だった。

彼らの持つ、"スポーティーに暴れるステージング"に影響を受け、ネガティブリアクションズはさらに凶暴になっていく。

おそらくどちらのバンドも、そういう感覚から早めに手を引くべきだった気もする。
でも世界を変えるためには仕方なかったのかもね。お互い本気でバンドをしていた。あれ以外に方法は無かったのかも。


このnoteを書くにあたって、配布されていたディストーションベイビーズのVHSテープも見つけたが、彼らのモノは勝手にupできないし、おそらく許可も下りないだろう。

俺のパソコンに、こっそり置いておこう。

どうしてもnoteに情報を残しておきたかったから、ネガティブリアクションズの歴史とともに名前を連ねておく。

当時は、本当にありがとう!


読んでいただいてる人の中で、画伯ちゃんの家に遊びに来ることがあったら、一緒にビデオを見ようね...笑

音源視聴サイトにはいくつか情報が残っていたので、ネガティブリアクションズとともに、ディストーションベイビーズもチェックしてみてください!

2005年頃の大阪のアンダーグラウンドを感じてくれ!

ホームページに寄せられたお便り

当時みんな使っていた魔法のiらんど
無料でホームページが作れるサイト。

ネガティブリアクションズも

・ライブ予定
・プロフィール
・日記
・画伯ちゃんの小説コーナー

などを日々更新していた。

「無料でデモテープを送付します。ご希望の方は郵便番号、住所、電話番号、お名前を書いてご連絡ください」


と見えやすい位置に書き、問い合わせフォームを設置し、初めてYahooでフリーのアドレスも取得した。

ウェブアーカイブに残っていた"2006年3月10日頃"のホームページ↓↓↓

画像12

画像13



そこに、こんなメールが届く。

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え!群馬...!?

インターネットってすごい...


猫娘
って名前なのは、確かネガティブの曲名と関係なく偶然だった気がする。
当時は音源をupして聞くサイトとか認知度が低かったし、俺たちはまだ2005年の7月にはupしていなかったはず。

知り合いのバンドにしか告知していなかったのに、いきなり他県から"デモテープが欲しい"という連絡が来て驚いた。

インターネットすごいね...


ホームページ作って1ヶ月くらいだったから、他のサイトへの告知もまだ1度もしていなかったはず。

いまだにどうやってたどり着いたのかがわからない。
肝心なところは、みんな秘密にして教えてくれない。笑

そして、こんなメールも届いた。

画像15


モミーちゃん

東海地方に住む同い年の女性。

この日から世間話的にメールをするようになり、毎日やり取りをしていた。

童貞かつ、表現をし始めたばかりの画伯ちゃんとは違い、彼女はライブハウスで働いたり、絵を描いたり、様々な人達と企画をした眩しい経歴があった。

そして面白い考え(イベント、企画、発想、着眼点、友人との間に起きたこと)を、たくさん話してくれた。

彼女の名前をnote上では、"モミーちゃん"と呼ぶ。

この出会いで、画伯ちゃんの音楽性、表現は大きく変化した。
前回話したSAMSUNG5、NOW OR NEVERの2組からはバンドとしてのイベントや活動の仕方について。

そして、モミーちゃんからは表現というものを根こそぎ変えてもらった。


でも、あれは恋だったのかも。

憧れが強まりすぎて、恋に落ちていたのかもな。
彼女も、どこでネガティブリアクションズを見つけたのかは教えてくれなかった。

でも認めてもらえて、尊敬もできたから、好きになっていったんだろうな。依存に近い。

夏にモミーちゃんと出会い、秋になった頃。
少し変化が起きていく。

次回は、そんなモミーちゃんとの日々について書いていく。

つづく

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https://heavyendies.bandcamp.com/album/menbo

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