ネガティブリアクションズ「後期集」音源ビデオ【NEGATIVE REACTIONS】"無から取り出したモノ"⑲
2005~2006年頃の大阪に『ネガティブリアクションズ』というPUNKバンドがいた。
なぜいたんだろう？なぜバンドは動いていたんだろう？
どんな気持ちで？
どんな顔つきで？
そこにいたんだろう？
画伯ちゃんはそこで曲を作り、ビートを刻み、面白さを表現していた。
無から何かを作るために、世界に何を渡して、何を得なければいけないのか。
君は知ってる。
俺も知ってる。
誰もが知っていることを"やる"のか、"やらない"のか。
やる人間だけが、手にするものがある。
そしてそれを"過去"だと決めつけて閉じ込めてしまうクセを持つ人間がいる。本当は諦めきれないくせに。
永遠にそこにいる。
クソの永遠にだ。
探していたものって"理由"なの？
それとも"本当"なの？
なんかザラついたような感覚が走らない？
それは、どこまでも走っていかない？
汗をかきたかったのかな？
落ち着かなかったのかな？
どう思う？どう思ってる？
"今"が"いま"あるだけ続いていく。
そのなかで拾った無を、どんな気持ちで、どんな顔つきで、世界に渡す？
ねぇ。
どう渡すか、聞いてるんだよ。
《画伯ちゃんに、こっそり教えてくれよ》
前回のネガティブリアクションズは↓↓↓
これまでは
2人組の限界を脱したい画伯ちゃん(ギターボーカル)と鼻でか(ドラム)。
そこに2006年の春から仲間に加わった"妹子"(リードギター)。
彼女との初対面、初スタジオ、ライブ見学と荷物持ち、3人としての初ライブ、みんなでの京都旅行、2人での免許合宿と東京のダリ展。
これらを経験した画伯ちゃん、そして妹子と鼻でか。
あまりにも早いスピードで、加速して成長していく日々。
それぞれの壁は薄くなっていき、完成系手前の何かを掴みかけていた。
俺たちネガティブリアクションズにしかできない、オリジナリティ溢れる音楽/表現を。
その自信からライブハウスで、初主催イベントを組むことになっていく。
画伯ちゃんには、ネガティブリアクションズの未来が見えていた。
演奏力と実績は後からついてくる。
"絶対に大丈夫"だという溢れる自信と、絶対的なメンバーへの信頼が日毎に強くなっていた。
これ以前の過去は、下記のマガジンに↓↓↓
後期ネガティブリアクションズの動画
この数ヶ月後に迫った、画伯ちゃんの大学卒業。
その後のバンドの動き方や、やりたい表現さえも見えていた画伯ちゃん。
バンドに全精力を込めていた。
自分の人生も、メンバーの人生も、見てくれた人達の人生も。
俺が無から取り出した"何か"で埋めつくしたかった。
世界は変えられる。
おしっこをしたくなったらする。
そんなもんだ。選択と行動は。
どんなおしっこをするんだよ？
どんな場所で、どんな立ち振る舞いで、どんな顔つきで。
どんな声色で、どんな爽やかさで、どんな香りで。
どんな温度で、どんな清潔さで、どんな味わいで。
どんなおしっこをするのか、聞いてるんだよ。
《そのバカでかい声のまま、こっそりと教えてくれよ》
そんな『人生なんておしっこ期』な頃のバンドの様子を、編集して映像としてまとめた。
「うーん。
おしっこってなんなん？」
そんな問いを持つ側の人間なら、画伯ちゃんの生きてきた意味を理解できるよ。
そして"なんのために生きていくの？"っていう意味すらも。
ね？
伝わってるね。
この、
マルチビタミンを飲みすぎて、オレンジ色みたいなおしっこのことも。
伝わってるね。
愛してる。
愛してるよ、ありがとう。
ネガティブリアクションズ「後期集」音源ビデオ【NEGATIVE REACTIONS】
～概要欄より～
おぃーっす！ネガティブリアクションズだ！
バンドが生まれてここまで、1年と6ヶ月ほど。
それでもなんなんだろう？
この、今も魂にこびりついたままのような感覚は...
忘れたくても忘れられない呪縛のような...
ははーん。
これが"呪い"ってやつか！
編集2020年7月31日
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あとがき
この状態で、2006年の秋には初主催イベントを控えていた。
俺らは自信に溢れていた。
もう核となる"表現"は完成してしまっていたからだ。
あとは大衆に向けて、伝わりやすくしていく作業だけ。
行動と練習だけだ。
しかしそう思った矢先、
妹子と鼻でかの口から、思いもしなかった言葉を聞くことになる。
次回、絶望のネガティブリアクションズ⑳を乞うご期待！
後で消すかもしれない思い出の補足集
・NOW OR NEVERの動画(ガラケー15秒)
(ガラケーに入っていたデータを救出！この記事と同時期くらいなはず)
バンド活動というものの全てを教えてくれた、先輩バンドのナウオアさん。
バンドの動き方として考えられる、全てのことをやり尽くしてはった。
クォリティも行動も曲も、何もかもがプロフェッショナル。
(許可取りをしていないので、後で消すかもしれません)
・小説の写真
謎の小説を書いていた。
当時、配布していたネガティブリアクションズ発行の無料月刊誌『月刊おもひで』用の記事かな。
ここまで読んでくれる人なら、もうわかるね？
俺たち、生きて、絶対に、やるしかないのよ。
その手の中のもの、なんで握りしめたままにしているの？
つづく
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