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人生のしくみ

〇いいことといやなことは必ず交互にくる



最近、いいことはありましたか?

人生って、“いいこと” と “いやなこと” が必ずと言っていいほど交互に来ていると思う。
皆さんの中にも、そのようなことを感じた経験がある人がいるのではないだろうか?

私はこの法則のことを「アルターネイト(Alternate:交互)法則」と呼んでいる。
このアルターネイト法則を常に意識して、物事を先読みしていくと、その法則を意識していない人よりも格段に賢く生きられるのではないか?と思う。

賢く生きよう

〇“アルターネイト法則”の使い方



いくら自分の中でアルターネイト法則を理解していても、意識し、使わなければ何の意味もない。
ひとつ、例を挙げて考えてみよう。

Aさんは今、夏休みの宿題をしていて、ずっと分からなかったことが一気に分かるようになった。
気分は絶好調である。

そこでアルターネイト法則を思い出すか思い出さないかで大きく差が出る。

思い出した場合、
Aさんは「あ、この後嫌なことが起こるかもしれない。気を引き締めて、少し時間はかかって疲れるけど残りの宿題をやってしまおう」と残りの宿題に取り組んでから就寝した。
次の日、前日に宿題を終わらせた為、時間に余裕ができ、自由な1日を過ごせた。

思い出さなかった場合、
Aさんは「理解できたからもういいや!気分がいいうちに気持ちよく寝てしまおう」と宿題を残して就寝した。
次の日、宿題が残っている為、「もうすぐ夏休みが終わってしまう!」と焦ってしまい、その1日は宿題に追われて終わってしまった。

このように、予め物事を予測し、嫌なことを先に「経験しておく」ことが未来の結末をいいことにする。
それがアルターネイト法則の使い方である。

人生は予測の連続である

〇“アルターネイト法則”のもうひとつの使い方

嫌なことが連続して起こった時、アルターネイト法則を思い出して欲しい。

どんなにたくさん嫌なことが起こってしまっても、それと同じ分、いいことがたくさん起こる。
これは私の経験上断言出来る。

ことわざで雲の上はいつも晴れ。とある。

このことわざは、天気が悪くても雲の上はいつでも青空、ということから、今うまくいっていなくてもそれを乗り越えた後には明るい未来が待っている、という意味があります。

このように、昔から嫌なことがあれば必ずいいことが起こると言われてきた。

先程、嫌なことが起こることを予測して嫌なことを先に経験してしまおうと述べたが、
あまりにも嫌なことが連続して起こってしまう場合、
自分に優しくするためにも、このような考え方もとても必要になると思う。

雲の上はいつも晴れ

〇まとめ


長々と述べてしまったが、
人生はいいことと嫌なことが必ず交互に起こる
と意識し、物事を先読みしたり、予測したりすることでより賢く生きることができる。

筆者も、たったの18年しか生きていないけれど、その中で沢山嫌なことを経験した分、沢山いい事もあった。
これに気付いたのはほんの最近である。
これから大人になるにあたって、アルターネイト法則を常に意識し、夢に向かって賢く生きていければと思う。


悪い時が過ぎれば、

よい時は必ず来る。

おしなべて、

事を成す人は必ず時の来るのを待つ。

あせらずあわてず、

静かに時の来るのを待つ。


─────松下幸之助

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