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ドイツ人は豆腐にも歯ごたえを求める⁉️

こんにちは、ドイツの林道です。

最近のドイツは、健康ブーム、ビオブームで豆腐が普通にスーパーで売られています。その豆腐、日本のと比べるとかなり違います。

下のタイフーンというメーカーのビオの豆腐は、14、15年前は、日本のもめん豆腐みたいにとてもおいしく、かたさも普通でした。おしょうゆかけて、ひややっこで食べておいしかったのが、年々味がおち、パサパサしてだんだん豆腐がかたくなってきました。お肉を切るように、今では力をいれて切らなくてはいけないぐらいかたいです。

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もめん豆腐がやわらかかった頃、あるドイツの友人が、「豆腐は健康食かもしれないが、歯ごたえがないので、ものたりない」とコメント。😅

「とうふに歯ごたえもとめるんかい」と一人つっこんでいました。

そのコメントを聞いた時、そういやドイツのパンも歯ごたえあるのが多いなあと、関連つけて、コメントの意図をなっとく。

そういう人達のマーケットのニーズに合わせるために豆腐もだんだんかたくなった? 

もめん豆腐のほかに、よく売られているのが、くんせい豆腐。下の写真はレーベというスーパーのブランドのビオ豆腐。

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この豆腐も最近ますます固くなってきて、にんじんを切るぐらい力を入れないと切れない!人になげつけるとケガするぐらい。なんでこんなに固いのがよく売れるのか?

理由はよくわかりません。が、豆腐をたべるのは主にベジタリアン、ビーガンの人たち。彼らは野菜しか食べないので、歯ごたえのあるものをたべる機会が少ないです。その人達用に、お肉代わりの歯ごたえを意識して作っているから固いのかもしれません。上のくんせい豆腐は、焼いたベーコンのような香ばしい風味。ふつうの豆腐と期待すると、「えっ、何これ」と思います。が、ベーコン風味、あるいはチキンのかわりで野菜いためにいれると、ふつうにおいしく食べれます。もめん豆腐は、みじんぎりにしてミンチのかわりにしたり、かためなので、型くずれもしないし、カレーや煮物にいれたりします。

慣れると、おいしく感じます。が、日本に帰って豆腐を食べると、本当の豆腐の味のおいしさを、改めてにんしきします。😄

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