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【読書】最近はまっている作家さん


今回は、最近はまっている作家さんについてお話ししようと思います。著作を全部読みたいと考えるような、そんな作家さんについてです。


私が以前から好きな作家さんは、東野圭吾さん、恩田陸さん、辻村深月さん、綾辻行人さんなどで、昨年、Twitterの読書アカウントを始めてからよく読むようになった作家さんは、有栖川有栖さん島田荘司さんです。


面白い本は本当にたくさんありますし、好きな作家さんも他にもたくさんいらっしゃるのですが、最近は、次のお二人に特に惹かれています。


ずばり、朝井リョウさんと、青山美智子さんです。


厳しさと優しさと


朝井リョウさんの作品と青山美智子さんの作品は、全く違った雰囲気のものですが、どちらも非常に魅力的だと感じます。


読んだ作品はまだまだ少なく、朝井リョウさんは『何者』『正欲』『スペードの3』青山美智子さんは『お探し物は図書室まで』『木曜日にはココアを』です。それぞれ、『どうしても生きてる』『月曜日の抹茶カフェ』を今は読んでいます。


朝井リョウさんの作品は、世の中の厳しさ、目を背けたくなる本音といったものに全力でぶつかっていく感じがします。


普段、自分をよく見せよう、色々なものに理解がある優しい自分でいよう、人には無理しないでと言いつつも頑張り屋の自分でいよう、などと思い、本当の気持ちをどこかに置いて、何が本当の気持ちかもよくわからなくなって疲弊している自分に、「それで良いのか」と問いかけてくるのです。思考停止を許さないお話は、読んだ後、考えたり行動したりすることを通じて、自らを一回り成長させてくれる気がします。


青山美智子さんの作品は、温かくて、優しくて、世の中にはこんなに良いところがある、というのを見せてくださいます。


元気がないとき、落ち込んでいるとき、そっと寄り添ってくれます。でも、ただ甘やかしてくれるというわけではなく、読み終わった後は自分の力で一歩踏み出そうと思わせてくれる力強さもあります。


一冊一冊味わっていきたい


お二人を好きだな、良いなと思った気持ちに素直に、一冊一冊、味わって楽しんでいけたらと思います。


読んだ作品の感想、読んで考えたことは、またTwitterやnoteで紹介させていただきます。


皆さんのはまっている作家さんについても知りたいです。良かったら教えてください。


お読みいただき、ありがとうございました。
明日からもほどほどに頑張っていきましょう。


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朝井リョウさんの作品の読書感想はこちら↓


青山美智子さんの作品の読書感想はこちら↓



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