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ジョン・レノン

昨日、10月9日はジョン・レノンの誕生日だった。40年前に40歳で凶弾に倒れた彼は、生きていれば今年で80歳になる。

彼の誕生日や命日(12月8日)が来ると、いつも私は、彼がその後も生きていたら、どんな詩を書き、どんな曲を作ってきただろうかと思わずにはいられない。

同じくビートルズのメンバーであるポール・マッカートニーは、御年78歳であり、現在も精力的に音楽活動を行っている。2018年には最新アルバム「エジプトステーション」をリリースし、ビルボードの売上チャートで1位を獲得した。

レノン・マッカートニーとして、共にビートルズの大黒柱を担った相棒の活躍を見ていると、ジョンが生きていたらどれほどの活躍ぶりを見せただろうかと想像せざるを得ない。

ジョンは時代に向き合い、音楽を作っていた。Power to the People, Happy Xmas (War Is Over), Gimme Some Truth, Give Peace a Chanceなど、ベトナム戦争や、それを引き起こした政治家たちに抗議する歌を、晩年は作り続けていた。

ジョンが死んでから40年。この間に世界は目まぐるしく変わった。彼が生きていたころからは全く想像できなかったであろうことが起こり続けてきた。もし、彼が現代を生きていたら、何を語ったのだろうか。それは永遠に闇の中である。

しかし、彼の歌は時代を超える。彼の歌う人間の本質は、インターネットが普及しようが、コロナウイルスが世界に広がろうが、それでも変わらない部分で私達に届く。

時代は変わってしまったけれど、彼の歌をもう一度聞いてみたい。

時代が変わったからこそ、彼の歌をもう一度聞きたい。

どんな時代も変わらず、私達にとって大切であり続けるものを求めて。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!