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介護業界にいたことがない人間が介護業界を見つめたときのショックな話

新卒でシステム会社に入社して、それからコンサルいって、個人で経営管理ポジションを営業して、案件とってきて、なんやかんやしているうちに、32歳になりました。。。

そんな今、ひょんなことから介護業界に触れる機会がありました。
最初は、介護業界に触れるつもりは全くなかったのですよ、、、、失礼な話、、、イメージがちょっとね、、、すいません。。。。そんな私が、この業界にのめりこんでいく話です

めちゃくちゃすぎて全然わかりません

めちゃくちゃすぎて意味がわからん。。。。これが最初に思ったことです。
最初は介護とは別の福祉領域の立ち上げを進めていました。しかし、ひょんなことから、介護領域に目をむけてみたのです。最初は全然気乗りしなかったのですが、この32年間の私の反省は、自分を曲げないこと。人生の先輩に言われた通りに、少し目を向けてみたのです。依頼されたのは、介護保険外業務について調べてほしいということでした。保険外業務?とりあえず、保険外といわれたので、保険外について調べだす。あ~なるほど、保険で賄うことができない介護業務のことですか、例えば、家事代行とかね。。。。なるほど、次に保険内を調べだす。。。。身体介護、、、うんうん、、、家事代行!!!あれ?保険外じゃないの?
家事代行にも保険内と保険外があるのか。。。。これは介護保険について知らないかんな。。。と、なりやっと介護保険制度の領域に踏み込むわけです。
まず、介護認定があって、ケアマネがいて、たくさんのサービス事業者があり、どうも認定によってポイントみたいなのがあって、そのポイントの範囲内でしかサービス使えないらしい。ここまでわかるのに、1日かかった気がします。介護認定ってなに?誰が認定するの?ケアマネって?どこで知り合えるの?彼らは何をしてくれるの?とにかく、大きな情報から小さい情報まで錯そうし、整理をするのに時間がかかりました。大方終わって、再度、全体を見たとき、なるほどなと思えました。正直、何も知らない人がいきなりこの制度の目の当たりにしても、何が何やらわからないでしょう。現に私の母は祖母を介護していますが、介護保険制度のことはよくわかっていません。なぜ、介護認定が下りているのに、使えないサービスがあるのか?なぜ、通所のついでに買い物してはいけないのか?なぜ症状はよくなっていないのに、認定が下がるのか?なぜ、ケアマネージャーにお願いしたことが現場に伝わらないのか?その逆もです。

少しだけわかってきた気がする

まず介護保険制度について大枠の整理をしよう!

①介護保険制度とはなにか?
介護認定が下りた者に対し、認定度合い(要支援1~要介護5の全7段階)に応じ、介護サービスの受給資格及び減額した価格で受けられる国家制度です。減額の程度は、収入で決まり、本来価格の1割~3割に減額されます。所管は厚生労働省。

②介護サービスをうけるまでにどうすればいいのか?
介護認定を取得し、ケアマネを探し、ケアプランを作ってもらい、サービス事業所を紹介してもらい、契約し、サービスをうける。この流れです。

③一番最初になにをすればいいのか?
現状の介護保険制度上で一番最初にしなければいけないことは、「良いケアマネージャー」を探すこと。いいケアマネージャーを見つけると認定から、サービス開始後もずっといいケアをしてくれる。しかし、これが難しい。。。。。。。なぜなら、まったくと言っていいほど情報開示がされていないからだ。


この業界をなんとかしよう

こう、思えるようになったのは、この業界を知るために数人のケアマネージャーにインタビューし、自分なりにいろいろ分析した後でした。まず、心を打たれたのは、「良いケアマネージャー」は、心から利用者の身体を気遣っており、彼らのために少ない報酬で、身体のケアから精神のケアまで奉仕してくれている。このような人を見捨ててはいけない。
また、この業界は国の財源で成り立っているため、国の方針に背くことはできず、国の方針は介護業界をガチガチに固め、身動き取れないようにしています。税金が使われている以上、仕方のない話ではありますが、あまりにも利用者目線を逸失している。他の業界からきた私から見たら、自由な経済活動が束縛され、イノベーションも起こりようもない、ただただサービス事業者が疲弊する状況にあるといえる。
そこで、今、介護業界にイノベーションを起こすためのPJTを立ち上げています。国の方針の範囲内で、介護業界に寄り添いながら、外部の目線で変革を促す。これから、PJTの内容等、Noteにあげていこうかなと思いますので、興味ある方は、コメントください。一緒にやりましょう!!

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