【皇居】巨大なスサノオがいらっしゃる日本最大の聖地 #5 東京でひっそりスピリチュアル
明治神宮、増上寺、日枝神社、西新井大師、深大寺、大國魂神社、そして皇居……。神社仏閣を中心に、東京都内のスピリチュアルなおすすめスポットをまとめた、桜井識子さんの『東京でひっそりスピリチュアル』。神様とお話ができる桜井さんだから書けた、驚きの新事実が満載の本書から、代表的なスポットをいくつかご紹介します。
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江戸城に埋められたすごいパワー
通い始めた初期の段階で確実に大きなパワーがあることはわかりました。江戸城だった時に埋められたようです。そのパワーは土地の下にありました。ただ単に力があるという状態ではなく、独特の威力を持っていることが意外でした。
将軍家（幕府）が長く続くようにパワーを仕込んだのかな？ と思っていたのですが、そのようなシンプルなものではありません。天海僧正は恐るべき人物なのだと私はここで知りました。
江戸城に埋められていたのは、庶民を屈服させる、従わせる、そういう力です。さらに、庶民の支持を得る、納得させる、尊敬させるというパワーも加えてあります。
つまり、将軍が庶民に慕われ尊敬されて、逆らわれることがない、謀反を起こされない、民衆の上に君臨できるという、複合的なパワーなのです。
まさに将軍ひとりのために埋め込んだ、巨大で永遠に作用するパワーでした。
まず、このパワーがあることに気づきました。すごいものが埋めてあるな、と思いました。
しかし、この時は東御苑に入れない時期だったので、外苑を歩くだけではこれ以上の詳しいことがわかりません。何回もトライしましたが、皇居内にあるそのパワーに直接コンタクトができなかったのです。
そこで、今度は違う次元に、何気なくコンタクトをしてみました。深い考えはありませんでした。外苑の散歩を始めて7、8回目あたりだったと思います。
すると、神様がいることが判明したのです！ 皇居に神様がいるんだ！ と思った私は坂下門と正門の中間あたりの外苑で、2拍手して祝詞を唱えてみました。すると、出てこられたのです！ お濠の向こうに！
古代の神話世界のお姿をした男性で、巨大なサイズの神様です。おぉ～、とひたすら仰ぎ見るだけの時間が続きました。まぶしいくらいの神々しさであり、パワーも波動も天照大神クラスで、ありえない強さなのです。
この神様は、なんとなんと！ 素戔嗚尊でした！
ひょえ～！ と、のけぞって驚きました。ビビった、という表現のほうが正しいかもしれません。それと同時に、ついに会えた！ という喜びもありました。
高天原と皇居はつながっている
素戔嗚尊という神様は神話で言えば、天照大神の弟です。古い神様であり、有名な神様でもあります。さらに、日本で一番多くご祭神として祀られている神様かもしれません。牛頭天王がいる神社にはほぼすべて、この神様の名前が書かれています。
あちこちでご祭神となっていますが、私はお会いしたことがありませんでした。過去に必死になって探したこともありますが、どこにもいなかったのです。それで、本当に存在する神様なのだろうか？ と疑っていました。
天照大神であるアマテラスさんにお会いできた時にお聞きしたところ、高天原にいるというお話でした。なので、どうして皇居にいるのか、そこが疑問でした。
「高天原ではなく、ここに……皇居にいつもいらっしゃるのですか？」
「皇居は伊勢神宮のように、高天原と道がつながっている」
へぇぇぇ～！ そうなんだ！ と新鮮な驚きです。皇居は神社ではありません。それなのに高天原と道がつながっているというのです。たしかに特別な場所ですから、ありなのかもしれません。
ということは、アマテラスさんとつながっていた豊鍬入姫命のような人が、昔の宮中にいてスサノオさん（天照大神をアマテラスさんとお呼びさせてもらっているので、畏れ多いのですが、素戔嗚尊はスサノオさんと呼ばせていただくことにしました）とつながっていたということです。
たぶん、古代の人物なのでしょう。宮中だったら、そのような人がいるのは当たり前のような気がします。
高天原につながっているその道は巨大な筒のように大きく、直通であり、常に行き来ができるらしいです。隣同士の部屋よりも近い距離で、高天原から降りてこられるのです。
道は皇居全体とつながっているのか確認したところ、1ヶ所だけだという答えが返ってきました。皇居にはいくつか神殿があるようなので、そのどこかとつながっているようです。
空間が重なっているような状態ですから、スサノオさんは高天原にいるのですが、常に皇居にいるような感じだそうです。
天皇陛下がおられるところとつながっているので、ここが江戸城だった時は高天原との道はありませんでした。その時代は京都御所であり、その前は奈良など宮中があったところです。
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