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私の右手

hectoです。

同人作家として名乗ったこの名。
「百」と言う意味に惹かれて名乗った自分。

ペンネームと右手の不思議な関係を記す。
化学の領域外を経験する者として

私は良く掌をまじまじと見つめて、
不可解な動きを無意識にする。
右手が、左手より好きなのだ。

亡き博士が生前、私の右手に注目していた。

博士「ハニヨンがわかるのか?」
私「何です?ハニヨンて」
博士「宇宙の事だよ。取り込んでるんだろう」

博士が言うには、宇宙の力を私が無意識に取り込んでいるのだと言う。
こう言う話は大好物な私は、もう少し話題にのめり込んでみることにした。

結論からいうと、
どうやら私の右手には、霊体が憑いている。

それも一体や二体ではなく、集団的に憑いている。

私は目を輝かせ、まじまじと右手を見つめる。
ますますこの右手が好きになった。

右手だけではない。

漫画も、イラストも、どうもその影響が強く出ている。
ただ、精神世界から来る代償。

それがあの「偏頭痛」だった。
私のスキルだ。
ヴィジョンの連鎖反応の代償が痛みとなっていた。

原因がわかった以上、これは医学の領域外だ。

MRIで見た自分の脳は、人体標本にしたい程。

眠った本質を更に目覚めさせる必要がある。
私は博士に伝える。
右手に宿る目に見えない協力者に、暖かい敬意と誇りを伝えたいと。

博士は笑顔で「そう思ってくれれば、彼らも本望だろう」
と、言ってくれた。


あれから数年

痛みは来ない

繋がりを強く感じる。
その数は、増えている気がする‥

ペンネームにふさわしい人物となれただろうか?
自分に、協力者‥いや、ひっくるめてこう名乗ろう。

創造主‥

私は一人で描いているのではないです。
敬意と誇りを忘れずに‥
精神世界の創造主達と繋がって

創作している。

そして三度の飯の箸よりも

ペンを手に取る。

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