第17回 IVR認定技師試験 過去問解答解説

第17回 IVR認定技師試験 過去問の解答と解説です。

第17回 臨床概論
第17回 医用機器
第17回 放射線防護

過去問は機構のホームページからダウンロード出来ます。
参考までに臨床概論の問1から問3までを記載しておきますのでご覧下さい。

問題1     3、5
1、右心室は左心室の前方に位置している。
2、心膜は臓側心膜と壁側心膜の二層で構成されている。内膜、中膜、外膜というのは血管の構造
であり、心膜の構造ではない。
3、前負荷が増大すると、通常はスターリングの法則により一回拍出量は増加する。

問題2     1
この順序で心臓の電気的な刺激が伝導されている。具体的には、まず洞結節で電気的な興奮が発生し、その後洞房結節(房室結節)を経由してヒス束に伝わり、さらに左右の脚を通じてプルキンエ線維に到達して心室全体に興奮が伝播されている。

問題3     2、3
1、Ebstein奇形は三尖弁に関連する異常であり、三尖弁閉鎖不全を引き起こす。
2、心房中隔欠損は、心房間の壁に穴が開いている状態で、これにより左右の心房間で血液が短絡
することになる。
3、修正大血管転移は、右心室から大動脈が起始し、左心室から肺動脈が起始するという異常な状態である。
4、ファロー四徴症の特徴は右室肥大、心室中隔欠損、大動脈騎乗、肺動脈狭窄である。
5、動脈管開存は、大動脈弓と肺動脈を繋ぐ血管が遺残することであり、肺静脈は関与していない。

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