『宇宙兄弟』が導く、自己理解から始まるサクセスストーリー!!
おはようございます!
今日は久々、本のアウトプット。『宇宙兄弟とFFS理論が教えてくれる あなたの知らないあなたの強み(著:古野俊幸)』をメモしていきたいと思います。
この本を買おうと思ったきっかけは、教育というものについて考えたときに、コルク代表の佐渡島さんの言葉に惹かれました。
‟自分がわかれば、他人もわかる”
まさに、自己理解をスタートにした強みに着目する本ということです。ストレングスファインダーよりも『宇宙兄弟』を題材に敷いてる分だけ、POPに感じます。
――――――――――
‟自分の強みを正しく理解し、他者の強みを認め、引き出し、組織の強みにつなげていこう”
この本の書き始めです。
どこの企業教育においても、目指しているところではないでしょうか。この本では、人の個性を科学的に分析するFFS理論をもとに、『宇宙兄弟』のシーンを回想しながら、解説をしていきます。
FFS理論をもとに、著者は様々な企業のコンサルティングを行っています。そうすると、成功している人、悩める人、それぞれの共通点を見つけることができると言います。
【成功している人】
自分の特徴を理解し、強みを活かし、弱みは仲間と補完をしている。成功者の個性そのものに共通項はない。
【悩める人】
自信がない。自己否定から入り、人間関係も悪化している。無理をしている。自己理解が不十分か、間違った自己理解のため、憧れから自分自身を偽っていることもある。
著者は、『自己理解』こそが活き活きとキャリアをはぐくむ基盤であるといいます。自己理解をしたうえで、他者理解へつながっていきます。
自分の「善かれ」が、相手へ「不愉快:ストレッサー」を与えているというのです。個性を知ることで、自分とは違うタイプの考え方が背景にあるのでは?ということを知ることが大切です。
では、なぜ、『宇宙兄弟』を題材にしたのでしょうか。
最近でも、『宇宙兄弟』は色々な本で題材にされることが多いです。それには、この本の描かれ方が影響をしていると著者は解説しています。
主人公のムッタは自分に自信がなく、自己否定的です。それが、自分の特徴を理解し、強みを活かし、弱みを仲間と補完することで様々なミッションを越えていきます。
他にも3つの要素が影響をしています。
①ムッタ自身が、FFSにおいて、日本人の平均値に近い
②人物の背景が丁寧に描かれ、個性がポジティブに働くとき、ネガティブに働くとき両面が指摘される(人間関係と個性を理解しやすい)
③キャラクターが豊富で、場面ごとに人物を通じて自己理解が深まりやすい(自分とは違うということが他者理解へつながる)
―――――――――――
プロローグのみ触れましたが、とても面白そうでしょう??
やはり、科学的に個性を理解するということは大切で、そこから生じる自分自身との照らし合わせによってのみ、自己理解は深まると考えています。
内省ですね。
明日は、FFS理論について、触れていきたいと思います。
ではでは、今日もワクワクするような最高の笑顔で、いってらっしゃい!!
acty home
講内 源太
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?