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AIの『知性』との決定的差を理解することで、‟人間”をさらに深める!!

おはようございます!

昨日は朝から夕方まで自転車を必死に漕ぎ続けたので、帰ってからの一杯を解禁してしまった 講内です。こういう日のお酒は本当に美味しいです……つまむ量は減らしました!!

今週も金曜日……何となくやり切った感はあります。本当に頑張った1週間であったと思います。まだ、アウトプットできないことではありますが、今日はまた重要なプレゼンがあります。

上尾市で暮らされている方々のために、今日は‟一歩”前へ進めなければいけないという気持ちで、協働できる方法を模索してきます!!


半分読了!!

『シン・二ホン AI×データ時代における日本の再生と人材(著:安宅和人)』

前回の続きで、第3章の後半になります。

人間らしさが、AIと識別するための鍵となりそうなのですが、人間らしさを著者は『知性』という言葉で置き換えています。

情報処理の流れとして、入力→処理→出力とありますが、まさに『知性』とは、‟入力から出力へつなぐ能力”と定義しています。対象の意味を理解することであり、『知覚』こそが『知性』であると(例示:キャノンの写真実験)。

知覚は複雑なシステムでできており、意味を理解していないものは知覚できません。知覚を深めていくには、経験(知的・人的・思索)が必要となります。

知覚を深めていく中で、‟言葉の力”を侮ってはいけません。言葉で残す&抽象化をすることにより、理解(知識×知識)につながります(例示:TOYOTA工場)。

著者は、インプットからアウトプットに換える10の提言をしています。

①知覚経験の抽象化

②コンテキストに応じた意味判断

③適切な思索

④新しい知的理解の創造

⑤課題を見極め解決する

⑥質的な軸を整理

⑦点と点をつなげて考える

⑧夢を描き形にする

⑨異質な世界を組み合わせる

⑩俯瞰して意味合いを出す

このように人間の『知性』をとらえたときに、AIの『知性』(機械知性)とは何が違うのでしょうか。

機械知性は、情報の識別→予測→判断を行います。ですが、意味を理解しているわけではなく、意志があるわけでもありません(本質的な『知覚』を行っていない)。

本物の課題解決には向かないため、機械知性は、人間の知性を強力にアシストする機械ととらえることが最も良いでしょう。

では、人間は『知性』を深め「見立てて決める力」を付けるために何をしなければいけないのでしょうか。

大きな枠組みとして2つ、日々の取り組みとして5つ具体的な行動を著者は提言しています。

1)Hands-on,Firsthandの経験を大切にする

2)『言葉、数値になっていない世界が大半』ということを理解する

①現象、対象を全体として受け止める訓練をする

②現象、対象を構造的に見る訓練を行う

③知覚した内容を表現する

④意図的に多面的に見る訓練をする

⑤物事の意味合いを深く、何度も考える

データ×AIの力を解き放ち、人間らしく、豊かな知覚を持ち、豊かな課題解決を行うことが求められるでしょう。

そのためにも、スケールゲームで勝つために作られた『覚える教育』から脱却し、『気づく力』を付けることを求めています。知らないことを知るから一歩進み、知識×知識の状態までもっていくことが日々の訓練として行えるか否かは大切かもしれません。


AIと人間における差がわかりやすくなった分、人間が訓練を怠り、勝負する土俵を間違えれば、人間の本質的な価値が失われるということも同時にわかりました。

スケールゲームで勝つ教育をされた僕たちがどのように、創造で勝つ世界で戦っていくのか……日々の訓練しかないのでしょう。今日から視点を一つでも変えられるようにしようと思います。

そして何事も、やって感じることが大切です。TRY&TRYですね!!


ではでは、今日も最高の笑顔で、いってらっしゃーい!

acty home

講内 源太


追伸

今日はYouTube Liveの日です!学生限定配信からの第2弾。

公開だから、これで見れるのかな??

ご興味ある方は是非!!

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