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‟若さ”は日々減っていく重要な‟リソース”……では、今をどう過ごすのか??

おはようございます!

早速買った低温調理器でローストビーフやら、家にある肉を放り込んで試しにやってみたのですが、自作では今まで以上に美味しい肉が食べれたことに満足している 講内です。

ただ、上には上が……本当にこれも科学なのでしょう。色々と実権をされた末にたどり着いた‟とんかつ”の写真が本当に美味しそうで、たまりませんでした。

僕はまだ初心者なので、温度×時間×肉の部位の方程式を確実に見定められるレベルに達するよう、週末は実験の日々となりそうです。笑


人こそが最大の資源

『シン・二ホン AI×データ時代における日本の再生と人材(著:安宅和人)』

第4章に突入しました。本当に難解な本ではありますが、日々楽しくなっている僕がいます。データサイエンスを知るために、とりあえずGoogle系のものはすべて登録をしました。笑

前回までに出てきた、データ×AIを解放したうえで、人間らしいことに注力するためには、どのような人材育成が必要になるのでしょうか。

著者は、人材とスキル育成に分けて解説をしています。

【人材】

*基礎素養的な部分を養うことに注力

リーダー層:あらゆる活動の芯棒

専門家層:世の中の変革の中核

リテラシー層:特に高等教育

リテラシー層の10%が専門家層に、その更に10%がリーダー層になるという構図です。つまり、リーダー層を多く生むためには、人材のすそ野が広く、育ちやすい環境を整えることが重要となります。

指数関数的に成長する世界に、果たして間に合うのでしょうか??

著者は、間に合わないからこそ、現在日本が持つ2つの層を利用するべきと付け加えます。

①技術・エンジニア層

・ICTエンジニア:データ×AIの専門家

・他分野の技術者:分野×デジタルの素養を持つ人材へUpdete

これにより、データプロフェッショナルの層を生み出します。

②ミドルマネジメント層

・最も知的、教育レベルが高い人が多いことも事実

それぞれの持つリソースをフル活用していくことと、若い世代へ順次バトンをつなぐ「勝海舟」を目指すことが提唱されています。

ただ、この2つを実現するにあたっても、強力なシステムとトリックが必要になります。対象人材が厖大(100万人規模)であり、教育者が不足していることに加え、若い世代が減り高齢者が増える現状では長期的な課題であることが要因です。

つまり、若い人材育成と働いている人のスキル再生は両輪となるのです。

ただ、これでも、時間は足りないと著者は指摘します。

そこで、‟助っ人外国人”制度により、‟時間を買う”ことを、日本の歴史から解説しています(例示:かな文字文化、飛鳥奈良時代の仏教、明治維新の基礎)。

そのためには、才能ベースの留学と就労ビザの緩和をするとともに、日本人の3つのマインドセットが必要になります。

①終身雇用を前提としたシステムの見直し

②雇用差別(性別・年齢・言語・国籍)を真に撤廃

③配偶者や子供も一緒に暮らせる定住サポート


【スキル育成】

データ×AI以前の問題として、分析的に物事をとらえ、筋道立てて考えを整理し、人に伝える能力が現在、危機的状況にあるといいます。現代版リベラルアーツの3学(文法学・論理学・修辞学:数理的基礎力)にあたる部分でしょう。

今の国語は『空気を読む力』を鍛える場となっており、ここからデータサイエンスに発展しても、Win-Winにはなり得ません。

3学の上で、全ての科学の基礎言語である数学(数Ⅱ+B)を学ぶ必要性を説いています。その中で最も問題となっていることが、数学の『技』を教えるのは世界Topクラスであるにもかかわらず、『やる気にさせる』のは世界最低水準であることです(2015年:TIMSS)

そもそも、『教育』とは何か??

ここに立ち返る必要があるでしょう。

‟教育とは、一人ひとりの才能を引き出し、未来に向けての自信と心構えを身に着けさせるためにある”

教育にかかわる人に、どの程度この考え方が刺さるのでしょうか……そして、どの程度実践できているのでしょうか……教育者のUpdateも同時進行をする必要がありそうです。


前半部分のみのアウトプットですが、明日はここから、『異人』になるためのポイントも解説が入ります。

楽しみで仕方がないです……

ではでは、今日も最高の笑顔で、いってらっしゃーい!

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講内 源太


追伸

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